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2022/02

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2021年10月18日。
これから僅か4か月で延べ1万人の方に来ていただきまして、総訪問者数が3万人を超えました。

4か月前というとこのブログが段々都営車に特化してきた頃。都営車運用解説なんかを始めたこともありましたね。

そしてここ数週間はダイヤ改正ネタで注目を集め(?)、昨日今日で合わせて1000人近くの方に来ていただいています。ありがとうございます。

さて、そのダイヤ改正ですがさっそくあちこちでネタが発掘されているみたいで。明日は平日ダイヤ初日、どんな光景が見られることになるでしょうか。

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と、いうことで今回はこの辺で。
いじょう!!!

[速報版]5500形、アクセス特急へ!

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5500形 5516編成 03T アクセス特急 成田空港行

さぁ、新しい時代が始まりました。

5500形…もとい都営車がいよいよ成田スカイアクセス線に乗り入れます。

京急・京成・都営・北総を中心とした5社局でのダイヤ改正によるもので、スカイアクセス線開業から11年半近くたちようやくということに。

営業1番電車は5516編成。SR無線の台座だけの状態で、今後そう遠くないうちにSR無線が設置されるでしょうから今だけの貴重な記録になりそうです。

またそれと同時に処遇が心配されていた5300形ですが、今日はいきなり成田空港までの運用。今の所大きな制限は受けていないようです。これは通勤特急なども期待できますかね。

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1000形 1041編成 85H 特急 羽田空港行

都営車のアクセス特急が陽の賑わいだとすれば、こちらは陰の賑わいと言えるでしょうか。

2003年7月の改正で廃止されて以来年始の臨時列車でしか設定されず、それすらも近年は設定がなかった品川からの特急羽田空港行。
1041編成は当時製造前ですから、如何に久しぶりの設定かが伺えます。

さぁ、まだ朝5時半ですがすでにネタまみれ。このあと6時台にはまた空港線にネタがやってきます。

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と、いうことで今回はこの辺で。
いじょう!!!

5500形の行先表示パターンについて考える。

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2021年末に全27編成が出揃い、満を持して2月26日のダイヤ改正に臨む都営5500形。

既にSR無線の設置、『京成〇〇』へのROM更新など、2018年の登場時から既に色々と変化してきています。

更に車両側の更新だけでなく、僕が大好きな『運用』における変化も。



5500形登場以降、

2018年12月08日改正(07Kで三崎口乗り入れ復活など)
2019年10月26日改正(3100形デビューなど)
2021年03月27日改正(終電繰り上げなど)

とダイヤ改正は3回実施されています。
つまり2017年改正ダイヤのときにデビューなので、経験したダイヤは4つということに。


そんな中で僕の頭にふと1つの疑問が浮かびました。


『5500形って今まで何種類の表示をしてきたんだ…?』と。


ここでいう"種類"とは『運番・種別・行先』の3つを合わせたものの数で、例えば

『19T 特急 三崎口』だったり、『79HT 快速 京成佐倉』だったり。

ただ例に出した2つのうち前者は定期列車、後者は代走。
代走を上げると流石にキリがない&僕が把握してない代走で数に誤差が出るということから、今回は定期列車のみを取り上げていきます。

また『回送』についてですが、若干信憑性に欠ける回送列車のデータもあり不正確なため今回は除外しました。



更に、この先『消えた表示』について取り扱いますが、そこでは2018年改正で消滅、2019年改正で復活した『23T 特急 印旛日本医大』などはカウントしていません。(但し残念ながら『23T 特急 印旛日本医大』は今回改正で消滅します。)



まずは結論から参りましょう。



2021年改正までの時点で5500形が定期運用で出していたのは412種類。
その中で現行ダイヤで表示されているのが299種類なので、既に113種類が消滅しています。

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なお背景がオレンジ色の15種に関しては、2022年の改正で復活する表示です。(後述)



2018年12月改正に伴う消滅が22種(表内①)(うち次回改正で3種が復活します)



2019年10月改正に伴う消滅が49種(表内②)(うち次回改正で11種が復活します)



2020年3月14日『新逗子』から『逗子・葉山』への改称に伴う消滅が5種(表内③)

当時のダイヤで『新逗子』を表示していた5種が消滅。『✈急行』が4種、『特急』が1種でした。



2021年1月からの終電繰り上げに伴う消滅が1種(表内④)(次回改正で復活します)

終電繰り上げダイヤで休日2334Tが『普通 泉岳寺』に変更されたことに伴い、『35T 普通 西馬込』が消滅。
平日2322Tも同様に変更されていますが、23Tは『普通 西馬込』『普通 泉岳寺』共に休日ダイヤに存在するので数に変更はなしという結果に。



2021年2月頃からの幕ROM更新『京成〇〇』への変更に伴う消滅が33種(表内⑤)

当時のダイヤで『高砂』『佐倉』『成田』を表示していた33種が一気に消滅。
内訳は『高砂』が26種、『佐倉』が2種、『成田』が5種でした。



2021年3月改正・終電繰り上げ終了に伴う消滅が3種(表内⑥)

終電繰り上げダイヤで『普通 押上』に変更していた平日2452T・休日2426Tがダイヤ改正で『普通 浅草橋』に戻ったことに伴う消滅が2種、平日514Tの種別が『✈快特』から『快特』に変更されたことに伴う消滅が1種に。


そしてまだ消滅していないものの、来る2月26日改正に伴う消滅が127種(表内⑦)


となっています。



各改正で数十の幕が消えています。
ただ、消滅は1往復が消滅したことによって2つの幕が消える
(例えば2018年改正で消えた『53T ✈急行 新逗子』と『53T 普通 金沢文庫』は往復でまとめて消える)
であったり

1列車で複数種別になる列車がまとめて消える
(例えば2019年改正で消えた『61T 快速 羽田空港』『61T 急行 羽田空港』『61T ✈急行 羽田空港』は3つとも2160Tの1列車)

だったりと、1運用を追えばそれだけで幕コンプが余裕だったりするんですよ。

ちなみに影響があった運用は
①:09T/11T/15T/31T/45T/53T/55T/61Tで8運用
②:01T/03T/11T/15T/25T/27T/29T/35T/39T/47T/53T/57T/61T/65Tで14運用
という感じに。

ただし今回はその範囲が広すぎます。
15T/35T/39T/49T以外の全運用(29運用)に於いて何かしらの変更が生じています。

いやー…これはって感じですね笑


さて続いて。

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今回(2022年2月改正)で誕生する152個の表示。オレンジ色の15種は過去に存在し復活した表示になります。

アクセス線関連が15種と、全体の1割。残り9割は他列車との入れ替えだったりなんだったり。

そもそも『種別+行先』の新規パターンだけでも13種類
✈快特 成田空港
✈快特 京成成田
快速特急 西馬込
アクセス特急 成田空港
アクセス特急 羽田空港
アクセス特急 西馬込
特急 成田空港
特急 京成成田
通勤特急 京成成田
通勤特急 西馬込
✈急行 京成佐倉
普通 新鎌ヶ谷
普通 品川
が新たに出てくるわけで、そこに運番も足したらそりゃぁねぇって感じです。



ここから言えることは、過去に消滅した表示パターンでも復活する可能性があるということ。
ROM更新で『京成〇〇』に変わってしまった46パターン(表1枚目⑤及び①・②の『高砂』『佐倉』『成田』の各表示)・新逗子行だった7パターン(表内③及び①・②の『新逗子』表示)が復活することはありませんが、それ以外のもの(以下の画像)は大いに復活する可能性があります。

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この表示の今後の復活に期待するとしましょう。



ただ仮に復活したとして、SR無線が付いていたり様々なり、当時のまま復活とは残念ながらならないでしょう。
消滅した当時の記録があるかたは是非そのお写真を大切に笑

特にこのブログで何百回も語っている、5500形の『✈急行 佐倉』は充当回数が僅か36回とかなり少なく、更にもう二度と復活することが無いのでかなり貴重な記録。

僕もTwitterで何度か見たことがありますが、本当に貴重です。羨ましいです。

自分は2018年消滅幕の中で『31T 快速 羽田空港』の表示は撮ってたんですが、それぞれの種別行先の組み合わせ自体は現存するものなのでレア感は薄め。

その点『✈急行 佐倉』は当時から911Tのたった1本のみ、全運用を通して36回しか充当されていないんですよ。マジでレアです。


と、ここまで長々語ってまいりましたが、要は

『日常の記録を大切に!!』

1シーズンで消えてしまう列車も多く、今回まさか『✈快特 青砥』が完全消滅するとは…という感じ。

「5500だし撮らなくていいじゃん」なんて思って撮ってない、焦ってる…という方もいらっしゃると思います。

今の時代、フィルムと違って撮れる枚数も多いですし、データとして保存できる時代になっています。

きっと10年後、いや、5年後。懐かしい気分に浸れるはずです。実際、『45T 快特 成田』という幕を見たとき僕は懐かしい気分になります。


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と、いうことで今回はこの辺で。
いじょう!!!




ーーーおまけーーー

上のほうで"代走を上げると流石にキリがない&僕が把握してない代走で数に誤差が出るということから、今回は定期列車のみを取り上げていきます。"

と言いましたが、折角なので僕がTwitterなどで見てきた代走の記録を。多分京急線内でエア急代走は1D~27Dまで全てで実施してるはずですが、それが01Tなのか01HTなのかがちょっと曖昧なので、そこも今現在目撃できたのみで。

今後時間ができた時に一斉捜索したいと思います。

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五直と違って四直は中々代走が起こりませんね。


ーーーおまけおわりーーー

#都営車運用解説 番外編 詳細解説(?)編②

カテゴリ:
解説編①はこちらをご覧くださいm(_ _"m)

さて、今回は休日の運用について解説させていただきます。

なんなら改正初日は休日ダイヤなわけですから、休日ダイヤから先に解説しないでどうするんだボケ!!って言われそうですが、僕が個人的に平日ダイヤのほうが気になるところが多かったので。

といっても休日ダイヤも見どころ盛沢山です。さてさっそく参りましょう。




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休日01T(馬込500→馬込1904)

1000Tまでの流れは現在の休日01Tと変わりませんが、馬込線内の運行間隔均等化に伴い
京成快速→マゴロ1往復→京成快速
というのがパターン化したため、1000Tとして西馬込に着いた後の時刻が大きく変わっています。


801T(馬込822→高砂917)

八広でアクセス特急(803T)を待避します。今回アクセス特急運用の新設に伴い都営車同士の待避が非常に多くなっています。
船橋競馬場での3分停車は継続で、恐らくここで臨時列車の待避を行うことになるでしょう。


1500Tで現在より丁度1時間遅く西馬込に帰ってきた後再び京成線に戻ることは無く、マゴロ2往復をして1904馬込着で入庫になります。





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休日03T(品川457→馬込2216)(SKY)

現行の05Kをほぼ引き継ぐ形になります。

これこそ典型的なスカイアクセス運用。関係無いことはせず丸1日とにかくスカイアクセスに捧げます。

403Tが普通からアクセス特急に格上げすることによって押上線内の通過駅が増えることになります。

その分は元々アクセス特急だった505K(新505Ka)が担うことになり、なんと403Tは八広でこの505Kaを追い抜きます。

都営車がアクセス車の普通列車を追い抜くという奇妙な光景がこれから毎週末見られることになります。また押上・高砂ではなく八広での追い抜きになるため、京成押上線各駅から成田空港までの始発列車の時間は繰り下がってしまうことになります。

現行では京成車運用のため京成側に返すことになりますが、京成側に返す必要はなくむしろ都営側に入庫させる必要があるので、2002Tで西馬込に到着するとそのまま入庫。
と言いつつ現行の2205K~2304K~2305Kは35Tに置き換わり、結局05Kは出庫から入庫までを丸々都営車に譲った形に。

なお35Tはその後ちゃんと都営側に戻ってきていますので、高砂停泊運用はありません。

(ちなみに平日も403Tが格上げになった影響で押上始発の普通列車が誕生していますが、こちらは接続駅が八広ではなく押上のため…いや、となると平日は押上駅で、休日は八広駅での追い抜きシーンが見られるわけですね。こりゃぁ面白い。




k05

休日05T(浅草橋500→馬込917)

504Tで西馬込まで戻ってくるのは現行通り。しかしその折り返しが印旛日本医大ではなく青砥までに短縮されています。
これは現605Tと現613Tを相互に入れ替えたためで、その後の流れが丸ごと入れ替わる結果になっています。

現05Tは馬込での折り返しが5分(608/613)、現13Tは21分(600/621)なので、これを入れ替えることで両方の折り返し時間を均等にしたものと思われます。
新05T…9分(610/619)、新13T…11分(601/612)と均等に。

605T以降は現在の13Tを引き継ぎます。

現在の13Tは813Tで泉岳寺到着後は夜までマゴロに就いていましたが、改正以降はその部分が丸ごと無くなり、904Tで入庫になっています。




k07

休日07T(泉岳寺524→馬込2353)

出庫は馬込ですが泉岳寺まで回送、泉岳寺発の506Tから営業運転に入ります。
改正前は丸1日マゴロでしたが、今回の改正では流石にてこ入れ。
906Tまではマゴロで7往復した後、907Tbと951Kを入れ替える形で京成線に向かいます。

1706Tで馬込に戻ってきた後はまたマゴロ。現行どの列車にも当たらない列車で2往復した後は、2107Taから現在の23Tと同じ時刻で進んでいきます。
現23Tは2322Tbで馬込に戻ってきた後回送で泉岳寺に行きますが、恐らく2306Tbはそのまま入庫になるかと思われます。




k09

休日09T(馬込507→印牧919)

708Tまでは現行と変わらず。そこからは現19Tを辿ります。元々出庫運用だった現719Tが出庫を伴わない新709Tになったことで、新719Tの出庫時間が繰り下がっています(後述)

印旛日本医大からの印西牧の原行で入庫。そこで1日の運用を終えます。元々再出庫後の09Tだった部分は京成車の運用(1872K)に置き換わっています。

(なお73Kはそのまま現09Tに沿って羽田空港まで1往復、その後は現行の73Kをそのまま引き継ぎ高砂終になっています)




k11

休日11T(馬込518→馬込2401)

泉岳寺538→馬込550の列車が510Tbになっていることから、例年通りこの運用は泉岳寺停泊になると思われます。

1110Tまで現行通り。やはり01Tと同じくマゴロを挟むためそこで時刻変更が生じています。


1710T(空港1709→高砂1821)/2110T(高砂2105→馬込2159)

休日上りにも存在する、高砂入庫運用。入庫後は現2102Tと同じ時刻で再出庫します。

現2102Tはエア快の流れを汲んでいた現1803Tで入庫したもので、改正後は京成車の運用(1881K)になっています。

馬込到着後もそのまま現03Tの流れを汲んで、2310Tbで馬込入庫になります。




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休日13T(馬込527→馬込2120)

05Tで先述した通り、512T~513Tの間で05Tと入れ替わります。

現904Tまで同じスジを辿り、現1053K~1252Kで成田空港まで1往復。現1563Kで再び成田空港へ向かいます。
現1563Kは17A18として上野方面に折り返しますが、流石にこのスジを上野に返すことはできないため…という以前に休日夜ダイヤも大きく変わっているのが現状。

17時台に成田空港を発車する列車は改正後3本ありますが、上野行きの列車はありません。さらに全てが都営車による運用。いやー衝撃です笑
ちなみに現17A18は快速特急に繰り上げ、京成成田始発になったうえで18A24という列車になっています。

西馬込に戻ってきた後は05Tと25Tの間のような時刻でマゴロで2往復、2120馬込到着後に入庫となります。




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休日15T(馬込605→馬込1019)

さてさて、全ダイヤを通して唯一のマゴロで丸ごと終わる運用。マゴロを6往復するだけで入庫です。
現在の15Tも同じく朝マゴロをするだけの運用ですが、余裕時分の追加に伴いこれにもてこが入れられいます。




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休日17T(馬込632→文庫2051)

816Tで羽田空港に戻ってくるまでは現在とあまり変わりません。但し各駅での停車時間が若干変わっているほか、京急蒲田駅で3分の停車時間が取られていて所要時間は若干伸びています。

京急蒲田で3分の停車があるのは先行の✈急行が接近しているためかと思われます。

羽田空港で京急車と運用を入れ替え、9D相当で17Tは逗子方面に向かいます。(京急側は9D→67H)

残念ながら41T時代よりは1往復減ってしまい4.5往復ですが、残ってくれただけでもありがたいですね笑




k19

休日19T(馬込726→品川2410)

出庫時間が変わった運用です。現行の719Tが09Tの運用に置き換わったためでしょう。

現715Tで出庫、814Tまで同じ流れを汲みます。折り返しは現809Tbで印旛日本医大へ向かい、同じく印旛車両基地に一旦入庫します。

出庫は現在の09Tではなく19T相当での出庫になります。

そして2319Tの行先が品川から泉岳寺へ。これにより唯一の泉岳寺行として残っていた先発の普通列車は行先が品川までに。

土休日の六郷土手~北品川間の普通列車しか止まらない駅は、1日を通して普通品川行しか走らないことになります笑

そして京急本線全駅に止まる列車が消滅することにもなりますね。

さて、元々2319Tは品川到着後一旦新品川に回送され、そのまま品川停泊になっていました。ところが今回改正で泉岳寺行になったことで品川停泊分が…と、そこで誕生したのが


2418T(泉岳寺2408→品川2410)

その分はもう一度持ってくればいい、と。

泉岳寺始発の普通品川行は何年振りの復活でしょうか。また都営車による普通品川行も何年振りの復活でしょうかね。

この車両がどういう動きをするかは分かりませんが、品川1番線到着後に新品川まで引き上げる姿を撮影できるならばそれも珍しい光景に。




k21

休日21T(馬込802→羽田2406)

820Tまでは現行と同じ。折り返しが快特印旛日本医大行から✈急行青砥行に変わります。

この時間帯の上り列車数本が快特から✈急行に置き換えられた影響で、現921Tの泉岳寺以北は941Tが引き継いでいます。

その後は羽田~青砥の運用に。運用1周2時間っていうのは現在の青砥エア快と変わりませんね。
青砥での折り返しは27分ほど取られていましたが(06分着~33分発)、改正以降は13分に短縮されています(55分着~08分発)

停泊場所を含めて現在の17Tと変わりませんね。





k23

休日23T(馬込1647→印旛2357)

いやぁ回1923Tが無くなるのは非常に寂しいです。がこれで回送列車が営業列車になり乗車機会の向上に繋がるのはとても素晴らしいことだと思います。

出庫からマゴロ1往復は1605Tb~1704Ta、1711T~1910T/2110Tをそのまま引き継ぎます。1910T/2110Tの高砂での種別変更もそのまま残っています。

変わるのは羽田空港到着後で、ここで現11Tと現37Tが入れ替わります。

現11T(2204/2208):4分・現37T(2209/2218):11分と、05T13Tと同じく不均衡でした。そこで
新23T(2205/2217):12分・新37T(2158/2205):7分と入れ替えることで、均等化を図ったと思われます。もっとも、新37Tが10分繰り上がっていますから、現行通りの組み方だと
仮23T(2205/2205):0分・仮37T(2158/2217):19分…いやー流石にこれはキツいですね笑


現37Tは快特、新23Tは✈急行ですが、所要時間は1分しか変わっていません。これの理由はとても簡単。現37Tが蒲田・品川でアホらしいくらい停車時間を取っていたからなんですね。

蒲田では3分(2226/2229)、品川では4分(2236/2240)で合計7分も無駄な時間を使っていたわけですから、青物横丁・立会川・平和島・糀谷・大鳥居・穴守稲荷・天空橋の7駅で綺麗に1分づつ増やして加減速分を考慮して…と。

今回は種別格下げが多い改正になりましたね。




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休日25T(馬込1713→新町2342)

この時間に出庫させるのは16時半以降の本数を現在と同じ本数に確保するためで、その影響で快速→マゴロ→快速の枠から外れてしまった京成車による普通泉岳寺行が2本連続で運転されるなんていう事態も起こっています笑
(ちなみに17時台西馬込発の列車は9本ありますが、うち7本が京成車、残りの2本が都営車という布陣になっています)
(なお普通泉岳寺行が6本、快速成田空港行が3本で合計9本。うちそれぞれ1本づつが都営車、残りが京成車です)

現在の1783K~1982Kの流れを汲みます。1982Kは高砂止、1分接続で1902Kが西馬込に向かうことになっていましたがこれを1本の列車に。代わりに1902Kが高砂止になっています。

03Kは西馬込で16分の折り返し、印西牧の原行となっていましたが

現27T(2133/2138):5分・現03K(2127/2143):16分
新25T(2128/2134):6分・新05K(2134/2142):8分

とこちらも均等化。運用整理のなかで折り返し時間の均等化を図っている列車が多いですね。


2224T(泉岳寺2207→逗子2304)

現27Tは泉岳寺到着後、21Tの続行で羽田空港行になっていましたがそこを入れ替え。

現2020Tは2044Tとなり同時刻で羽田空港へ。京急蒲田の時点で現2126Tに重なっています。

その分新2224Tが京急線横浜方面まで下ります。といっても行先は久里浜ではなく逗子葉山。平日の841Tが✈急行になったことにより、この2224Tが唯一の特急逗子行になっています。

逗子到着後は折り返し特急新町行、新町到着時刻は現2321Tと変わりません。




k27

休日27T(宗吾521→馬込933)

526T(宗吾521→羽田720)

京急線内"のみ"種別格下げになったことに伴い、快速/✈快特/✈急行というパターンに。

品川到着時刻は変わりませんが、そこから怒涛の停車ラッシュで到着時刻は17分遅くなっています。

そのくせ27Tが羽田空港で折り返し時間を20分取ってることもあって、727Tは元の時間で泉岳寺へ。

926Tで馬込に到着後、折り返すことは無く入庫になります。




k29

休日29T(羽田523→印西723)
数少ない改正前後で変更が無い運用です。特にいうことなしです笑



k31

休日31T(文庫533→泉岳寺2429)


531T/630T(文庫533→蒲田614/616→羽田626)

改正で特急から✈急行に種別格下げ、格下げされた途端10分繰り上がった挙句上大岡で特急成田空港行(557H)の待避をします。

急行羽田空港行と特急成田空港行が待ち合わせするという京急らしい光景が広がりますね。

それ以降は都営・京成線内の種別格下げ以外2330Tまで変更点はありません。


2330T(印旛2314→泉岳寺2429)

現2330Tは印牧止、そこからは2335Tのような流れに。矢切でアクセス特急(2350H)を待避します。




k33

休日33T(印牧538→馬込949)
こちらも休日29Tと同様変更がありません。




k35

休日35T(馬込921→浅草橋2429)(SKY)
出庫から入庫まで何もかもが違います笑

904T(馬込917)と入れ替わるような形で出庫してくる休日35T。そこから現13Tに沿ってマゴロを1往復します。

そこからは57Kに乗っかって成田空港まで1往復。1679Hに+αで成田まで向かいます。

京成成田到着後は成田空港まで回送、折り返しアクセス特急になります。現07K(2)の出庫分から都営車の運用になるということに。

ちなみに現07Kは西馬込到着後成田空港まで戻るわけですが、その分も都営車の運用に。ただ35Tではなく43Tがその役割を担います。

その後はマゴロで4往復。03Tの部分でお話した通り、2205K~2304K~2305Kがそのまま35Tの運用になります。

折り返しは現2426Tで浅草橋へ。この辺りは現27T・現35T・現51Hが複雑に種別変更・時刻変更を繰り返して時刻変更をほぼしないながら運用変更が起こっています。




k37

休日37T(蒲田2147→馬込2420)

2010年の改正で誕生した、夜新町出庫→✈快特→北総行の運用。

ちなみに2010年5月改正時点では、蒲田→羽田が✈急行・羽田→品川が✈快特、そこからが普通。当時は国際線もありませんでしたから、羽田から品川までは無停車でした。

10年以上続いてきたその運用もこれで幕を下ろします。

蒲田発車が現行より10分繰り上がりますが、鶴見待避が消えるのかそれとも何か新しいことができるのか…。

そこからは2211T・2310Tを辿って西馬込へ。




k39

休日39T(印旛627→馬込756)

これも改正前後で変更はありません。




k41

休日41T(印旛805→印牧2156)

出庫は現41Tと同じ、羽田からの折り返しは21T・37Nを辿る形に。現37Nは出庫から入庫までを丸ごと41Tに吸収されています。




k43

休日43T(馬込1841→SKY2154)(SKY)

改正から新規設定の休日41T。マゴロを2往復した後、現2007K相当のアクセス特急で成田空港へ向かいます。

成田空港到着後は恐らく宗吾まで回送になるかと思われます。




k45]

休日45T(印牧2035→馬込2431)

こちらも改正新規の休日45T。現2020T相当で出庫、2020Tと2126Tに乗っかって羽田空港へ。

現2227Tで高砂へ向かい、2350Hで帰ってきます。2350Hはアクセス特急なんですが、なんかもう上でも書いた通り現27T・現35T・現51Hが複雑にからんでて…。





これで休日編はしっかり解説できましたでしょうか、如何でしょうか…?平日版と比べて解説の仕方が違い過ぎるじゃねぇか、と。休日版は改正前後でどの運用から置き換わったか、の説明が多かったですね…。

さて、高砂第一工廠さんでは北総の運用表が公開されているということで、残りは京成と京急…。

さぁ、だれか作ってくれませんかね?

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と、いうことで今回はこの辺で。
いじょう!!!

#都営車運用解説 番外編 詳細解説(?)編①

カテゴリ:
2022.11.29追記
※重要:この記事に出てくる運用は既に過去のものになっています。運用表に関しても現在のダイヤのものとは異なりますので十分ご注意ください。


ー---------



さて、今回の記事では

1.スカイアクセス線絡みのお話。
2.夜出庫運用のお話。
3.運用番号の謎のお話。
4.停泊のお話。
5.個人的ネタ運用のお話。(平日ダイヤ)

の順番で話を進めていきます。各項目の前には大きく空白を開けておくので、気になるところまでは飛ばしていただいて。


さてさて、昨日から数時間かけて平日・休日ともに運用表を仕上げてまいりました。
ただ回送列車に関しては時刻が分からないため、今回は推定ではなく記述しない、という形に。
1運用づつ記事を分けて書いて行こうかなーって思ったんですけど、自分が分かりやすいように1つの記事に纏めようと思います。

まずは全体的な講評(?)から。

何といってもやはりアクセス線に入る運用が誕生したことが一番大きいかと思います。
高架化や線路切り替えを除くと、新たな路線に足を運ぶことになるのは…2000年の印旛日本医大延伸以来だったりしますかね?笑

京成側がかなり賑わう分、寂しくなるのが京急線です。
三崎口乗り入れは平日朝の1往復のみに減便。今まで07T・19Tとして走っていた列車は09T・21Tと運番を変え、ほぼ同じ時刻で久里浜折り返しに変わっています。

また休日に至っては21Tが時間を変えて25Tに変更になり、目的地は逗子・葉山に。
新たに『特急 逗子・葉山』が金沢文庫以北でも見られるのは嬉しいことですが、休日は金沢八景以南の京急本線には乗入れなくなります。

更に後述しますが、唯一の三崎口乗り入れである平日31Tは品川停泊、品川停泊明けの03Tは平日・休日共にスカイアクセス線運用のため、恐らくこの改正を以て5300形は京急久里浜以南から完全撤退になるかと思われます。


さて、もっと語りたいことは多いのですがあまり長すぎると飽きちゃうんで、さっそく行きましょうか。





それではまず、平日・休日全運用の運用表を↴

h01-09

平日01T~09T

h11-17

平日11T~17T

h19-31

平日19T~31T

h33-47

平日33T~47T

h49-65

平日49T~65T

k01-07

休日01T~07T

k09-15

休日09T~15T

k17-25

休日17T~25T

k27-35

休日27T~35T

k37-45

休日37T~45T















ーーー01.スカイアクセス線絡みのお話。ーーー



冒頭でもお話した通り、今回の(個人的)目玉である都営車のスカイアクセス線乗り入れ開始。
一般車とSKY車で運用が厳格化されている京成と違って、京急・都営は柔軟な運用が組めるのが特徴です。
実際現行ダイヤでは京急車の平日83HがSKY経由で成田空港へ、折り返して京成本線で西馬込へという運用の流れに。

今回はそれをえげつないレベルで追い越してきた都営車。

まず、アクセス線絡みの運用が
平日03T(4往復)
平日11T(1往復)
平日19T(3往復)
平日33T(上り1本)
平日43T(1往復+下り1本)
(合計10往復)

休日03T(5往復)
休日35T(上り1本)
休日43T(下り1本)
(合計6往復)


と平日・休日合わせて合計16往復。
『上り1本・下り1本』ってのがありますね。その前後の流れを見て行きましょう。


平日1732T(SKY成田空港17:25→羽田空港19:17)
は折り返し前の1533Tが西馬込始発の快速京成佐倉行。京成佐倉16:46着です。
16:49に特急成田空港行(15A03・空港17:12着)があるので、恐らくそれの続行で回送ということになるでしょう。


平日843T(羽田空港8:52→SKY成田空港10:57)
は折り返し後の1642Tが京成佐倉16:34発の快速京成高砂行。
10:57に着いたあとは宗吾参道でお昼寝になりますかね。


休日1834T(SKY成田空港18:29→西馬込20:10)
は折り返し前の1635Tが西馬込始発の快速京成成田行。京成成田18:04着です。
後続列車とも間隔が開いているため、到着後はそのまま回送になるかと思われます。


休日2043T(西馬込20:11→SKY成田空港21:54)
は折り返し後の…………。ん?折り返し列車が存在しない……。
この列車、折り返し回送で宗吾参道入庫になるかと思われます。いやまさか休日の入庫運用がスカイアクセスから来るとは思わないでしょ笑


てな感じで平日上下1本・休日上下1本がそれぞれ本線⇔SKYを回送で行き来する運用になっています。
5500形で京成成田~成田空港間の回送が設定されるのは恐らくこれが初めてのはずで、新規で空港第2ビル駅の通過シーンが撮影可能になります。

また1732T・843Tは共に京成成田を通過できる運用になっていますが、果たして通過するのかはたまた運転停車をするのか…といったところも気になります。



そして今回の京成はスカイライナー誘導が激しく、始発駅の時点では成田空港行であることを隠して走る列車がかなり設定されています。

都営車だと、
平日1843T→1943T(羽田空港18:32→京成高砂19:38/19:39→SKY成田空港20:35)
が該当。
羽田空港の時点では✈急行京成高砂行、品川からは各駅に止まります。そして京成高砂に到着すると急にアクセス特急に種別が変わり、成田空港を目指すことになります。

残念ながら能無しなので『何故そうなるのか』についての解説ができないのが残念なところ。
憶測ですが、現在のダイヤと比較した結果押上線内を各駅停車で走らせなければー、みたいな感じなんでしょうね。知らんけど。


と、スカイアクセス線についてはこんなところでしょうか。平日の京急車運用が無くなるのは寂しいですが、その分都営車の運用が一気に平日で10往復まで増えたのは驚くべきことです。















ーーー02.夜出庫運用のお話。ーーー



このブログ、僕のTwitterをよく見ていただいている方なら僕が休日23Tにどれほどの因縁があるかがよくお分かりかと思います。
この休日23Tというのが現在のダイヤで唯一泉岳寺~押上間を回送で走る列車でして、✈快特の停車駅である三田・大門なども通過してしまうという列車。
動画鉄の僕はその通過シーンを5300形で撮るべく幾度となく挑んできたのですが、あるときは6連敗という結果に。

この休日23Tは休日に2運用ある夜出庫のうちの1つで、もう1つは出庫後ひたすらマゴロしてそのまま入庫する休日25T。

これが平日になると、53T~65Tまでの7運用が夜出庫運用になります。
中には55Tや63Tなど、皆さんよく狙いに行かれている運用もあるのではないでしょうか。

さて、今回の改正ではその夜出庫運用にも大きな変化が訪れることになりました。

まずは平日から。
今回改正では出庫運用の列番は53T~65Tまでで変わらないものの、55T、57T、…65T、53Tの順で出庫になり、53Tの出庫時間が一番遅くなるという結果に。順番通り出庫はしてくれません。

そして夜出庫運用は北総線方面への列車が多かったのですが、今回は出庫後そのまま京成線へ向かう運用が2つできました。

1655T(西馬込16:13→成田空港18:14)
1659T(西馬込16:32→京成佐倉18:07)

1655Tに至っては成田空港到着後、折り返し西馬込行でそのまま入庫ということに。しかもその西馬込行が初設定の
『快速特急 西馬込』
と来たもんですからこれはもうとんでもないネタ運用になりますね。

1往復ですし、停泊も絡みませんし、夜出庫なので朝入庫した電車がそのまま充当なんてこともありますし…いやーこれは面白い。5300形での快特西馬込が見たいところです。


そして現行27Tと55Tの意思を継いだのが平日61T。出庫、泉岳寺行、折り返し羽田空港行、そのまま逗子方面へ。
今回改正では平日夜に2運用逗子線方面への運用がめでたく残存することになりました。



平日は出庫時間はそこまで変わらず、出庫後の形態が変わったにすぎませんでした。ところが大きく変わったのが休日。元々休日の夜出庫は23T・25Tがあるのは上述した通り。

出庫時間は23Tが19:30頃、25Tが20:00頃となっていました。

今回改正では23Tの出庫が16:47・25Tの出庫が17:13・そして43Tという新たな出庫運用が誕生することに。

…そうです、休日43Tは①で紹介した、SKY線経由で宗吾参道に入庫する運用。出庫後そのまま成田へ…ではなくマゴロを2往復挟むものの、実働時間は3時間に満たないほど。

元々現行ダイヤでは休日で一番数字が大きい運番は41Tだったので、運用が増えることになりました。ちなみに43Tのほかに20:35に印西牧の原を出庫する45Tという運番もできています。

元々の休日23T・25Tは出庫後浅草線内を細々走っているだけの運用でしたが、改正後の23T・25Tはそんな甘いもんじゃありません。

23Tは出庫後成田空港・羽田空港に足を伸ばして印旛日本医大に入庫。25Tは出庫からそのまま成田空港へ向かい、折り返し西馬込に戻ってきます。これじゃあ平日55Tと変わらんじゃないか…と、そこで更に泉岳寺に戻り、京急線方面へ。

行先は

『特急 逗子・葉山』

大体21Tの代替のような感じで設定された
2224T 泉岳寺22:07発特急逗子・葉山行。
夜青横でバルブするぞ~ってなったら日が暮れる前に馬込に様子を見に行き、25Tを出してる車を確認する…ってことになりますね笑

出庫時間が早まったと同時にとんでもない運用になってしまいました笑

夜出庫運用に関してはこんなところでしょうか。















ーーー03.運用番号の謎のお話。ーーー



まずは現行ダイヤのおさらい。
現行ダイヤでは

平日
01T~33Tが07Tを除き都内出庫(馬込・泉岳寺・品川・浅草橋のいずれか・07Tは宗吾、17Tは羽田)
41T~51Tが他社の車庫を出庫(41T・43Tが文庫・新町、45T~51Tが北総)
53T~65Tが夜の出庫。
35T~39Tは欠番になっています。

休日
01T~21Tが都内出庫
23T・25Tが夜出庫
27T~41Tが他社の車庫を出庫(27Tが宗吾・29Tが羽田・31Tが文庫・33T,35T,39T,41Tが北総・37Tが新町)
43T以降はありません。

とルール分けがほぼ綺麗になされています。

ちなみに平日は馬込・北総出庫共に、休日の馬込出庫便は出庫時刻が早い順に運用番号が割当られています。

平日の朝最後に馬込を出庫するのは33Tで7:25
休日の朝最後に馬込を出庫するのは21Tで8:02

となっています。

今回の改正でそれが大きく変わることになります。



1つ目は、平日35Tの誕生。
平日35Tは馬込5:53出庫の運用。

19Tが馬込5:42、23Tが馬込6:14の出庫なので、その間になります。
19Tと23Tの間なら21Tにすればいいじゃん!ってなりますよね。
その21Tの出庫は馬込9:18………?????

平日朝はとにかく列車を走らせてお客さんを運ぶ必要があるから早くに出庫して動き回るのに、こんな遅い時間に出庫する運用、現行ダイヤには存在しません。

なぜ21Tがこんな遅い時間になり、35Tが設定されているのかは分かりません。35Tは出庫後印旛日本医大まで向かい、折り返しは特急西馬込行として入庫します。

現行13Tのマゴロ分1往復を削った形になります。





続いて休日35T・休日43T・休日45Tの謎。

今回の休日ダイヤでは41Tまでではなく、新たに43T・45Tが設定されています。

今まで通りのルールだと33T以降が41Tまで37T以外の4本が北総出庫なので、じゃあ北総出庫運用が2本増えて43T・45Tが割り当てられたんだろう、と。

いえ、違います。

改正後の休日は
09T:919入庫
23T:2357入庫
29T:723入庫

33T:538出庫
39T:627出庫
45T:2035出庫

41T:805出庫2156入庫
と、出庫が4本・入庫が4本で現行と変わりありません。

45Tは北総出庫ですが、本数は現行と変わっていません。

どこが変わったのか。まず出庫のところ、35Tと43Tがありません。

35Tの出庫は馬込10:03
43Tの出庫は馬込18:41

この2運用は何故か出庫が馬込になっています。

仮に『北総出庫の運番を変えると向こうに迷惑が掛かる…』とか思ってたとするならば北総出庫の45Tを新規に作ることは無いので、ここも謎が深まるばかりです。

ちなみに33Tの馬込入庫が9:55、35Tの馬込出庫が10:03なのでやろうと思えば続けての運用もできますね!笑


と、こんなところでしょうか。














ーーー04.停泊のお話。ーーー


さて、03では北総線内停泊の話をしてきましたが、04では『前日と翌日の流れ』についてを。
平日の若番から順番に見ていきましょう。

なお印旛日本医大・印西牧の原への停泊は翌日の流れが曖昧なので、あくまで憶測になります。
現在、印旛車両基地での停泊は
57T 2022/31T 2323 → 47T 0653/35T 2309
65T 2036/29T 0723 → 49T 0759/39T 0615
59T 2155/09T 2217 → 51T 0816/41T 0808
となっています。

一覧ですが、分かりにくいので下に表を作りました。

平日03Tは品川出庫、SKYに絡み、印旛に23:20に到着。
平日05Tは浅草橋出庫、馬込入庫。
平日07Tは宗吾出庫、馬込入庫。
平日13Tは泉岳寺出庫、馬込入庫。
平日15Tは印牧に24:17に到着(車庫ではなく駅留置と思われる)
平日17Tは羽田出庫、宗吾入庫。
平日21Tは印牧に22:25に到着。
平日31Tは品川入庫。
平日41Tは文庫出庫、馬込入庫。
平日43Tは新町出庫、SKYに絡み、馬込入庫。
平日45Tは印牧625(車庫ではなく駅留置と思われる)
平日47Tは印牧652、現在の55Tと同じスジなので恐らく新町入庫。
平日49Tは印牧759。
平日51Tは印牧733、泉岳寺入庫。
平日53Tは浅草橋入庫。
平日57Tは羽田入庫。
平日61Tは恐らく文庫入庫。
平日65Tは印牧22:45

休日03Tは品川出庫、馬込入庫(SKY)
休日05Tは浅草橋出庫、馬込入庫
休日09Tは印牧9:19入庫
休日11Tは泉岳寺出庫
休日17Tは文庫入庫
休日19Tは品川入庫
休日21Tは羽田入庫
休日23Tは印旛2357(改正前と同じく駅留置と思われる)
休日25Tは新町入庫
休日27Tは宗吾出庫、馬込入庫
休日29Tは羽田出庫、印牧723入庫
休日31Tは文庫出庫、泉岳寺入庫
休日33Tは印牧538(改正前と同じく駅留置と思われる)
休日35Tは浅草橋入庫(SKY)
休日37Tは新町出庫
休日39Tは印旛627出庫
休日41Tは印旛805、印牧2156
休日43Tは宗吾入庫(SKY)
休日45Tは印牧2035

teihaku

この中で北総が特に曖昧です。

例えば
平日31T→(品川)→平日03T(SKY)→(印旛)→休日41T→(印旛)→平日47T→(新町)→平日43T(SKY)
みたいに4連泊みたいな流れになっちゃうこともあるので、北総の縦3つは相互に入れ替わる可能性があります。

こう見ると、そんなに多くないとはいえスカイアクセス線絡みの停泊が幾つかありますね。

まず5300形で完全に見られなくなるのが平日31T・休日19T。
停泊明けが全日SKYなのはここだけなので別の運用は5300形でも充当が可能です。

序盤で話した通り、唯一の三崎口乗り入れになる平日31Tはこれを以て充当が不可能になり、乗り入れが終了することになりそうです。















ーーー05.個人的ネタ運用のお話。ーーー
さてさて、ここまで長いことご覧いただきありがとうございます。
ここからは個人的なネタ運用についてお話させていただきます!!!

平日01T(馬込500→馬込2053)

600T(印旛633→羽田829)
印西牧の原に6:36に到着。6:41の発車までにアクセス特急に抜かれます。
このアクセス特急は都営車による運用(602T)で、印西牧の原での都営車同士の追い抜きが早朝から実施されます。
八広では北総線特急(628N)に追い越されます。

1101T→1300Tの折り返し時間(13:14→13:29)ではスカイアクセス線から来た1103T→1302T(13:18→13:24)と並びます。

1600T(泉岳寺1615→羽田1634)
現1652Tの流れを引き継いだ1600Tは、改正後も変わらず平和島で先を走るエアポート急行を追い抜きます。
現在のダイヤで追い抜くのは北総車ですが、今回の改正で追い抜く車両が京成車(1576K)に変わります。

1601T(羽田1639→空港1838)
現行だと折り返しは印旛日本医大行ですが、今回の改正では成田空港行に変わります。

この成田空港行は改正後唯一の『下り快速特急』になります。
唯一というのも、今回の改正では浅草線から京成線に直通していた快速特急の一部列車が種別格下げとなるためで、長年京成本線の代表だった『快速特急 京成成田』も今回改正で見納めになります。

ちなみに1601Tは京成成田~空港第2ビル間で上り快速特急の1854Tとすれ違います。

1601Tの京成佐倉到着が18:19、直前の1659Tが京成佐倉18:07/19:06で折り返しの1時間をどうするかは分かりませんが、この時間は京成本線がかなり賑わいますね。

1800T(空港1849→馬込2053)
京成佐倉19:13発のこの列車、佐倉時点で僅か7分前に同じく都営車の1958Tが佐倉を発車。ギリギリ並ばないのが惜しい!!!





平日03T(品川457→印旛2320)(SKY)

403T(品川457→SKY615)
途中で列車を追い抜くことはありません。残念っ!

602T(SKY620→馬込751)
上述の通り印西牧の原で600Tを追い抜き、八広では608Tを追い抜きます。

703T(馬込754→SKY941)
新鎌ヶ谷で729Tbを追い抜きます。成田湯川駅到着直前に918Tとすれ違います。

01Tでの紹介の通り、1103T→1302Tでは成田空港で2本の都営車が並びます(願わくば縦列停車)





平日05T(浅草橋500→西馬込1015)

804T(印旛809→馬込930)
いやー05Tの特急ですか、いいですね。最高です笑
八広では748Tを追い抜きます。


平日07T(成田619→馬込2334)
いやぁぁぁ!!!これっすよ!!マジでたまらん。
八広では700Hを追い抜きます。今回1Hが朝っぱらから設定されている&日中SHに充当ということで驚き桃の木。
羽田空港第3ターミナルで809T普通京急蒲田行とすれ違います。

1707T(押上1753→印牧1842)
羽田始発だった1725N相当のスジ。八広で1711T(アクセス特急)に追い抜かれます。

1906T(印牧1905→新鎌ヶ谷1920)
いやぁまさかこのローカル運用に都営車の持ち分があるとは思いませんでした。





平日09T(泉岳寺525→馬込2402)

509Tb(馬込548→高砂638)
この列車自体はネタでもなんでも無いんですが、509Taは営業車では設定が無い。つまり今までのダイヤと同様に西馬込→泉岳寺間回送の509Ta列車が設定されていることになります。

608T(高砂657→羽田807)
03Tでの紹介の通り、八広で602Tに追い抜かれます。

809T(羽田811→蒲田823)
807Tから普通蒲田行の座を引き継ぎました。またこれ以降のスジは1606T~1707Tの久里浜⇔三崎口が削除された以外今の07Tと誤差数分以内にとどまる程度になっています。

1608T(新町1656→久里浜1739)
1809T(久里浜1808→印旛2035)

その分久里浜での停車時間が30分に…これは…笑
多分中線到着だと思うんで、そのまま30分居座るんじゃないかなーって思ってます。
17:39→18:08の久里浜発上りは17:45(特急泉岳寺)・17:58(快特品川)の2本。三崎口方面からの接続はありません。
そして1707Tのときにもあった矢切でのスカイライナー待避は今回も残存のようです。





平日11T(馬込508→馬込2432)(SKY)

1410T→1510T(空港1429→高砂1541/1547→羽田1650)
化け快速。今回多いんっすよねぇ…

1711T(羽田1700→SKY1858)
07Tでの紹介の通り八広で1707Tを追い抜きます。新鎌ヶ谷では1677Kを追い抜きます。1677Kは羽田空港を13分前に出た列車で、折り返し前の1576Kは平和島で1600Tに追い抜かれているのは上述した通りです。

成田空港到着後は一旦宗吾まで回送されますかね。ここで東成田留置とかだったらマジで腹抱えて笑うんですけど。





平日13T(馬込517→馬込949)

数少ない浅草線内限定運用。
512Tb(泉岳寺538→馬込550)
512Taは回送。泉岳寺停泊の運用ですね。現行ダイヤと変わっていません。
改正前は北総線まで足を伸ばし特急運用に入っていましたが、今回の改正ではトンネルの中を行ったり来たりするだけになります。





平日15T(馬込527→印牧2417)

いやーしぶとく残りますね。朝の出庫→羽田行。
種別格下げこそされたものの(といっても快特なので2010年以前とは変わらないが)未だに朝から空港アクセスに一役買っています。

914T(印旛916→新鎌ヶ谷934)
新鎌ヶ谷行2運用目。こちらは印旛日本医大始発です。

1614T(印牧1617→羽田1806)
新鎌ヶ谷でアクセス特急(1618T)に追い抜かれます。

1815T(羽田1812→成田2006)
特急成田行、ここに復活です。5500形としては初めての設定になります。いやー最高っすね笑





平日17T(羽田523→成田2408)

716T(印旛715→羽田907)
八広で732Nに追い抜かれます。

2116T(泉岳寺2140→羽田2209)
元々の77Kのスジを引き継ぐ形で都営車の運用になりました。
2176Kは平和島で後続の列車を待避していましたが、2116Tは残念ながら平和島待避は無くなってしまいました。

2217T(羽田2214→成田2408)
最近の総車での京成・都営向けの新車があった時、2277Kは平和島でそれを追い抜きます。
次の改正以降その相手は京成車ではなくこの2217Tになることに…!

品川からはエアポート快特になります。このエアポート快特 京成成田行も今回が初の設定です。
そして本題はここから。

祝!都営車の通勤特急復活!!!いやー嬉しい。嬉しすぎます。マジで嬉しいです。

高校卒業して時間制限も緩くなるので、いやーこれは撮りに行くしかないですねぇぇぇぇ!!!





平日19T(馬込542→馬込1838)(SKY)

1618T(SKY1604→西馬込1738)
新鎌ヶ谷で1614Tを追い抜きます。





平日21T(馬込918→印牧2225)

ん-まずは出庫時間の遅さが気になります。

920T(泉岳寺940→羽田1006)
現在の822Tの泉岳寺以南を引き継ぐ形で羽田空港に向かいます。822Tの泉岳寺以北は886Kが引き継ぐことになり、行先は西馬込に変更されています。
1023T相当の時間で印旛に入庫し、1718T相当の時刻で出庫することになります。

1720T(印牧1714→久里浜1940)
遅れ常習犯でしょっちゅう久里浜止になっていた1718Tの久里浜以南をカットする形になりました。

先ほどの09Tも久里浜止になったことで、夜時間帯の三崎口乗り入れは消滅することに。また普通久里浜行の設定が休日から平日になったのと同時に、普通三崎口行が消滅しています。
奇しくも元々土休日に設定されていた特急久里浜行が21Tだったので、新鮮味は若干薄いかもしれません。

11Kに変わる09Kと異なり久里浜での停車時間が短いので、これも恐らく久里浜中線で長時間停車ということに。

2021T(久里浜2008→印牧2225)
久里浜以北から見れば快特印西牧の原行で何ら変わりありません。現行ダイヤだと印牧到着後折り返し西馬込行として運転されていましたが、今回改正でその1本が2258Tに変わり、21Tは印牧入庫になっています。





平日23T(馬込614→馬込922)

現行の25Tスタイルですが設定時刻は40分ほど早まることに。

八広で704Kの待避をします。





平日25T(馬込650→馬込1024)

線内限定運用です。13Tが停泊運用なので、停泊が絡まない線内限定運用はこの平日25Tが唯一になります。





平日27T(馬込700→馬込1858)

727Tb→827T(馬込744→高砂839/840→佐倉1035)
現行の727Tbをそのまま高砂まで辿りますが、そこから先が変わります。
現行の729Tbが京成本線から北総線運用にシフトしたことで京成本線下りの本数が1本開き、そこに高砂止だった727Tbが快速として乗り入れる形になりました。
元々727Tbは青砥→高砂の1区間に4分掛ける鈍足列車だったのですが、この改正ではその部分が青砥での停車時間にシフトされ、駅間での無駄な時間が削減されています。

ちなみに729Tbが北総線運用にシフトした結果、元々北総線に直通していた781Kは高砂止、入庫になっています。

926T→1026T(佐倉948→高砂1033/1035→羽田1130)
化け快速の高砂以南は普通西馬込行のパターンが多いイメージですが、この列車はデータイムの京急線に突っ込んでいく形に。





平日29T(馬込707→馬込1053)

現在京成本線でブイブイ言わせている29T、改正以降は寂しくなります。
まず原因として上記の27T・81Kと運用の持ち替えを行ったこと。これにより京成本線に乗り入れることが無くなり、快速運用から去ることになりました。





平日31T(馬込716→品川2404)(翌日SKY)

1531Tの佐倉までほぼ今までと変わらないスジで進んでいきます。但し京急久里浜での停車時間が若干伸びることになります。
31Tは改正以降唯一の三崎口乗り入れとなるわけですが、先ほどから何度も申している通り翌日がSKY運用なので、5300形は。

1531Tは数年前に成田行から成田空港行に延長され、その時に折り返しが特急西馬込行になっていました。しかし今回の改正でそれが佐倉に短縮され、折り返しも快速になっています。





平日33T(馬込725→馬込2353)(SKY)

いやー!!個人的には一番この運用が気になっています。

833T(馬込805→高砂859)/1033T(高砂1042→空港1154)
一旦高砂に入庫後、『下り列車として』出庫する都営車の運用が登場。つまり高砂駅下りホームに検車区から逆入線してくることになるんですね。
恐らく3番線入線になるとは思いますが、新たな写真の撮り方になるのではないでしょうか。

高砂発車の4分後に高砂止まりの普通列車が来るのでそれと接続させてもいい気がしますがねぇ…。

1533T(馬込1513→佐倉1646)
この列車、佐倉到着後に成田空港まで回送されます。
佐倉1649発の特急成田空港行(15A03)があるので恐らくそれの続行で回送になるかと思います。

京成成田・空港第2ビル駅を通過する回送の設定はこれが初めてです。成田って通過するんですかね?

1732T(SKY1725→羽田1917)
1933T(羽田1922→佐倉2130)

スカイアクセス線経由で羽田に来たと思えば折り返しは本線経由で佐倉行。自由過ぎます笑

エアポート急行佐倉行きは久しぶりの復活。ただ5500形では前回設定時は『佐倉』の省略表記だったので、完全幕になってからは初めての設定です。

2132T→2232T(佐倉2130→高砂2115/2116→押上2228)
いやー!これ快速押上行で見たかった笑これも全区間通してみればネタ運用すぎますね笑
化け快速は何度も言う通り西馬込行、合っても羽田空港行ってとこでしたがまさかの押上行に変わると笑





平日35T(馬込553→馬込909)

印旛に1往復しかしないものの、その帰りは特急西馬込行という運用。

734T(印旛746→馬込909)
八広で736Nを追い抜きます。





平日41T(文庫550→馬込1046)

現行の41Tとあまり変わりありませんが、細々したところが変わっています。

641T→740T(逗子604→羽田714)
モーニング・ウィング1号の待避駅が金沢文庫から上大岡に変更になっています。

741T→740T(羽田717→逗子827)
元々文庫で列車が分かれており、エアポート急行金沢文庫行と特急逗子・葉山行でしたが流石に分ける意味も無いということなのか、今回の改正でこれが1つの列車になります。

元々、
文庫809/817、八景819/820だったのが、
文庫810/814、八景816/820になり、2駅での停車時間が均等になっています。
また八景で待避する702Cは4+4の特急で、変わった列車同士の待避になりそうです。

1040T以降のマゴロだった部分は丸々削除、早々に入庫になっています。





平日43T(新町506→馬込2214)(SKY)

この運用、SKYに絡むだろうなーとは思ってましたがまさか543Tではなく843Tがそこに当てはまるとは。

843T(羽田852→SKY1057)
元々のスジを押上までほぼ踏襲します。そこから先のスジをどこから持ってきたかというと、三崎口発だった783Hです。
今回の改正で783Hはスカイアクセス線ではなく京成本線を佐倉まで進む運用に変わり、その分開いたSKY運用が843Tにシフトされたという形に。

783Hが京成本線に来た影響で、元々同じ時間帯で京成線へ向かっていた963K/1063Kが北総線への運用に変わりました。

成田空港到着後は現在の783Hと同じように京成本線方面へ回送。但しここで宗吾に入庫することになります。

1642T→1742T(佐倉1634→高砂1720/1723→羽田1832)
1843T→1943T(羽田1832→高砂1938/1939→SKY2035)

えーっと、上の化けは分かるんですよ。上でも何回も化けてますから。ただ下なんですよね。
八広で後続待避してたりしないかなーなんて思いましたが流石にそれはありませんでした。





平日45T(印牧628→馬込2423)

845T(馬込800→印旛940)
小室で3分停車、この改正から正式に待避線としての使用が始まる模様です。

1444T(空港1449→高砂1601)/1944T(高砂1944→馬込2032)
先ほどの33Tの逆で、こちらは上り列車の入庫。
また1944Tは高砂始発の快速西馬込行です。

上り列車で高砂止まりということで、2番線から高砂検車区に逆出発する様子を見ることができるようになります。

元々、
高砂1939発1976K普通西馬込行(西馬込2030)
高砂1944発1984K快速羽田空港行(羽田空港2046)
だったのが、
高砂1939発1952K普通羽田空港行(羽田空港2046)
高砂1944発1944T快速西馬込行(西馬込2032)
と入れ替わった模様です。

2045T(馬込2037→空港2227)

特急成田空港行、5500形としては初の設定です。西馬込始発ということで、きっと改正後は五反田でのカットが沢山流れてくることでしょう。

2244T(空港2234→馬込2423)
まさかの上り通勤特急西馬込行が夜に設定され、しかもそれが都営車の運用ということですから数年前の自分に話してもきっと信じてくれないでしょう。

元々は成田空港2239発22A04通勤特急上野行。京成高砂で普通品川行最終列車に接続していました。
そのスジを5分ほど早め、西馬込行にシフト。いやーまさかまさかの急展開です。





平日47T(印牧652→文庫2144)
午後は現行の55Tを引き継ぐ形に。恐らくこれが新町に入庫することになると思います。





平日49T(印牧759→馬込935)
結局49Tは今年もこの1本のみに。





平日51T(印牧733→泉岳寺2429)

37Nを出庫から1436Nの泉岳寺まで引き継ぐ形に、そこからは37Nと違い西馬込に向かいます。いやー惜しいんですよ!!何が惜しいか。
この1436N、上に出てくる都営車に平和島で抜かれる列車で、もし平日37Nをそっくりそのまま引き継いでいれば平和島で都営車同士の待避を見ることができました。
いやー惜しい…。

そしてなんと西馬込から印旛に戻った後、再び1836N~2136Nまで再び37Nと同じ道を歩むことになります。
但し37Nと違ってもう一度京急線に戻ることは無く、即印旛に折り返して返しは普通泉岳寺行。泉岳寺で停泊になるかと思われます。





平日53T(馬込1849→草橋2429)
ここから夜出庫ゾーン。53Tは一番最後の時間の出庫になっています。





平日55T(馬込1613→馬込2016)

1655T(馬込1613→空港1814)
出庫からいきなり成田空港行、快速成田空港行はこれが最後になります。
佐倉で快速特急芝山千代田行(16A21)を待ち合わせます。

1854T(空港1825→馬込2016)
こちらは初めての設定、『快速特急 西馬込』行。
佐倉で快速西馬込行(1870K)を追い抜きます。これが都営車だったら(n回目)





平日57T(馬込1617→羽田2423)

1957T/2156T
1957Tは印旛日本医大に2102に到着、折り返しの2156Tは印西牧の原を2124に発車します。これは誤植じゃないですよ!!
散々誤植してきた自分なんでめっちゃ心配して時刻表何回も見ましたが、これは誤植ではありません。
印旛→印西の1区間だけを回送にする意味は…ん-…。

2356T(品川2358→羽田2423)
品川からの羽田空港行最終列車。また空港線内もこの列車が最終列車になります。





平日59T(馬込1632→馬込2411)

1659T(馬込1632→佐倉1807)
こちらは出庫から快速佐倉行。今まで夕方前の馬込検車区は『普通』しか止まっていない寂しい感じでしたが、これからは快速が2本も止まってるんですね。いやーこれはこれは。
しかもなんか京成車や京急車の留置の可能性もあるということで、これは楽しみです。


1958T(佐倉1906→馬込2039)
この列車が発車した僅か5分後にもう1本都営車の快速(1800T)が迫ってきています。いやー都営車運用多すぎっしょ笑

2059T(馬込2046→印旛2205)
現在の2051Tbを引き継ぐ形に。印旛特急も無事残ってくれました。





平日61T(馬込1707→文庫2154)
27Tの1727T以降をそのまま引き継ぐ形で逗子に2回乗入れます。現行通りの停泊で行けば翌日は41T。
41Tの入庫が10時台になったので、やろうと思えば41Tで入庫後61Tで再び京急線へ、なんてこともできちゃうわけですね。やる必要?知りません笑





平日63T(馬込1725→馬込2309)

1763T(馬込1725→印旛1859)
小室でスカイライナーの通過待ちをします。

1962T(印旛1915→羽田2105)
矢切でスカイライナーの通過待ちをします。





平日65T(馬込1749→印牧2245)

63Tを2063Tの押上までほぼ引き継ぎます。

1865T(馬込1828→印旛1958)
八広で後続の待避、高砂から急行に変わります。

2064T(印旛2003→押上2054)
元々上野行だった2006K(改正後2008K)が上野行から西馬込行に変更になったのが原因の模様で、この列車が2064Tの2分続行だったので2064Tは押上で打ち切りということに。

2165Ta(押上2100→高砂2116)
八広で特急成田行(2059K)を待避します。



さて、足早に平日の全運用の中から気になったものを紹介させていただきました。とんでもない量になってしまいました笑
流石に長くなり過ぎたので、休日についてはまたの機会にしたいと思います。

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と、言うことで今回はこの辺で。
いじょう!!!

#都営車運用解説 番外編 2022年ダイヤ改正

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こちらで各列車の詳細解説をしています。ぜひ!

<2022年3月10日追記:誤植があった各表を訂正しました。>


さて、昨年より10日ほど早くダイヤ改正の時刻表に対応しまして、これは見るしかない(cv:金村美玖)ということで色々見てみました。

22_ichiran

今回の改正以降の都営車の表示パターン332パターンの一覧です。

大規模すぎます。デカすぎます。
2021年改正時点で5500形が表示するパターンは01T~65Tで合計298パターンでした。
今回の改正ではそれが332パターンに増えます。おっ、アクセス特急ができて、それに関係して増えたのかな…?

結論から言えばまぁアク特別にそんな関係無いなぁ…って感じ。運用効率化・運用持ち替えが多いなぁってところです。

22_shometsu

こちらが消える125個の表示リストになります。この中にまだ撮ってない幕が!!!って方はぜひ撮られてみてはいかがでしょうか。

特に
✈快特 青砥
✈快特 京成高砂
快速特急 青砥
快速特急 京成高砂
快速特急 京成成田
特急 羽田空港
✈急行 金沢文庫
普通 三崎口

の8個は全運用が消滅することになり、この表示を見ることが完全にできなくなります。

個人的にこの中だと、25年近く様々な時間帯・列番で走ってきた普通三崎口が消滅してしまうのは非常に残念です。
あとは京成下りといえば『快速特急 成田』ってイメージがあったのでこれの消滅も少し残念です。
ただ『快速特急 成田』が消えた原因は次にあるんですよね。

✈快特 成田空港
✈快特 京成成田
快速特急 西馬込
アクセス特急 成田空港
アクセス特急 羽田空港
アクセス特急 西馬込
特急 成田空港
特急 京成成田
通勤特急 京成成田
通勤特急 西馬込
✈急行 京成佐倉
普通 新鎌ヶ谷
普通 品川
の13パターンが完全新規で登場。まぁほぼ復活と言ったほうが正しいんですけどね。

この中で特に嬉しいのが通勤特急成田ですよ!!!!
いやーこれを僕は5年近く望んできました。
ただまぁ押上までエア快、押上時点で2300ってことでちょっと夜遅いんですけどねぇ…。
まぁいいんですよ復活しただけで嬉しいです。

さらに付随してきた上り通勤特急。他社車での設定は初・西馬込行の通勤特急が夜に走るのも初。
いやーこれはすごい。

あとは普通新鎌ヶ谷行ですね。震災ダイヤの2011年以来の復活。
普通品川行はいつ以来なのかちょっとすぐには出てきませんが、この列車の始発駅は泉岳寺。

泉岳寺始発の普通品川行はこれが初めてではなく、2000年頃に設定がありました。

そして特急成田空港・特急成田は無事どちらもめでたく設定ということに。
5500形では初めての設定ですね。

僕が何度も何度も羨ましいと言っていた✈急行佐倉もまさかの復活。
但しこちらは京成佐倉幕での復活なので、2018年頃まで設定されていたものがそのまま復活…とはなりませんでした笑

実はまだしっかりと理解が追い付いていないのですが、京成本線直通の列車もかなり多くなりそうです。

22_shinmaku

こちらは新たに誕生する幕の表示リストになります。


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