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2022/03

#都営車運用解説 第12回 2001年平日・23T

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さて、運用解説も段々と回数を重ねてきまして、47Tまである2001年平日ダイヤは今回で半分を紹介させていただいたことに。

ただ都営車数十年の歴史からしたら大したことない…てな感じでどんどん進めていきましょう。


01W23T



623T(西馬込6:31→普通→押上7:06)

前年までは635T(西馬込6:31→普通→印旛日本医大7:53)でした。この列車関係の種別変更に関しては前回の記事2001年改正平日21Tで紹介しているのでぜひ。


現在、出庫電がそのまま押上行になる運用はありません。

西馬込出庫の便って馬込検車区の時点で行先を出しているわけで、今までは普通として出庫する列車しかありませんでした。
しかし今回(2022年2月)の改正では休日25Tで快速の幕を出して出庫していく列車ができましたね。

あれ…そういえば先日43Tアクセス特急を出している列車が居ましたがあれは…。


ー接続列車ー
泉岳寺着 6:42
京急線方面:644T 急行 羽田空港行(泉岳寺始発6:53)
押上以北:553H 普通 青砥行(三崎口始発・京急線内特急・泉岳寺6:47)





722T(押上7:17→特急→三崎口8:58)

前年までは752Hでした。現在唯一残る都営車の三崎口乗り入れ、730Tが泉岳寺7:38→三崎口9:07なので、その列車の元を辿るとここに行きつくことになります。

2002年で720T
2004年改正で高砂延長のうえ708T
2006年改正で742T(三崎口着は6分繰り下がり9:04)
2007年改正で印旛日本医大延長のうえ600T
2010年5月改正で泉岳寺短縮のうえ730T(三崎口着は9:09)になり、その後は5分以内の時刻変更を経て現在に至ります。

今回改正では同じく20年選手だった休日金沢文庫始発の特急羽田空港行などの消滅が目立ちましたが、唯一の三崎口乗り入れとなった平日730T→931Tはいつまで残ってくれるでしょうか。
また、夕方や夜の三崎口乗り入れが復活することはあるのでしょうか。



ー接続列車ー
泉岳寺着7:40
西馬込方面:730T 普通 西馬込行(泉岳寺始発7:44)

鮫洲(724レ 新逗子行)
平和島(722レ 新逗子行)
京急蒲田(724H 急行羽田空港行)
京急川崎(776レ 川崎始発の浦賀行)
生麦(720レ 新逗子行)
神奈川新町(762レ 浦賀行)
南太田(718レ 新逗子行)
上大岡(760レ 浦賀行)
金沢文庫(716レ 新逗子行)
金沢八景(758レ 浦賀行)
堀ノ内(614レ 浦賀行)

で追い抜きまたは接続を行います。





923T(三崎口9:02→快特/普通→高砂10:47)

現在、明るい時間に上る快特運用はありません。そもそも午前中に久里浜線から上ってくる都営車の営業列車が存在しませんね。(回送としては31Tがある)

下でも紹介しますが、押上では京成線内特急のエアポート快特成田空港行(917H)の待ち合わせをします。

17Hといえば2000年代前半の四直ファンの皆様にとってはお馴染みの運番かと。

これ以降は余談にて笑



ー接続列車ー

堀ノ内(961レ 京急川崎行)
金沢文庫(959レ 品川行)
上大岡(923レ 京急川崎行)
南太田(815レ 品川行)
神奈川新町(921レ 京急川崎行)
子安(857レ 品川行)
京急鶴見(813レ 京急川崎行)
京急川崎(855レ 品川行)
鮫洲(953レ 品川行)

で追い抜きまたは接続を行います。

押上10:32/10:36の停車中に917H 特急 成田空港行(京急・都営線内エアポート快特)に追い抜かれます。
高砂での接続はかなり悪いので、泉岳寺時点で後続の西馬込始発急行成田行(1071K)、高砂で乗り換えるなら7分接続で高砂10:54発普通千葉中央行(10B59)に乗り換えです。



高砂到着後は高砂検車区に入庫します。





1622T(高砂16:08→普通/特急→三崎口18:07)

前年までは1610Tでした。翌年の改正で伝説の『快速 三崎口』として生まれ変わることになりますが、それはまた今度のお話。

神奈川新町からは8分ほど先行して1646T特急三崎口行が走っており、当時は僅か10分で2本の特急三崎口行を見ることができました。

1日に久里浜線に乗り入れる本数自体も7往復ほどあり、一番京急側が賑わっていた頃…と言おうかと思いましたが、その数年前までは休日SH運用のうち2本が都営車という時代がありました。

ー接続列車ー
泉岳寺着16:45
西馬込方面:1604T(16:50泉岳寺始発)

平和島(1640レ 新逗子行)
川崎(1700レ 川崎始発の浦賀行)
生麦(1654レ 新逗子行)
新町(1652レ 浦賀行)
南太田(1602レ 新逗子行)
上大岡(1608レ 浦賀行)
文庫(1646レ 浦賀行)
堀ノ内(1718レ 浦賀行)

で追い抜きまたは接続

京急久里浜17:47/17:55の停車中に久里浜止の快特(1600A)の待ち合わせをします。
1600Aは品川基準で7分差だったのを詰め…ることなく6分差で17:53着です。





1823T(三崎口18:19→特急→京急久里浜18:31)

暗い時間の京急久里浜行です。

ー接続列車ー
久里浜18:31発特急印旛日本医大行(1891H)





2123T(京急久里浜21:32→特急→泉岳寺22:33)

この時間の都営車特急は2003年改正で消滅しています。

ー接続列車ー
特急京急久里浜行(2105C・久里浜21:32着)

堀ノ内(2163レ 品川行)
上大岡(2109レ 新町行)
新町(2155レ 新町車両振替後の品川行)
平和島(2113レ 品川行)

泉岳寺(22:34発 西馬込始発特急成田行(2289K・押上で始発普通(2219T)に接続))

少し夜遅めの列車ということもあって接続列車は少なめですね。
夜遅め、といっても2123Tの1時間半後にもう1本都営車の上り特急が存在しますが笑

2315T、ですね。





2222T(泉岳寺22:46→普通→西馬込22:57)

特にいうことも無いですね。笑

ー接続列車ー
泉岳寺(22:46着 特急三崎口行(2256H・青砥始発・京成線内普通))
2256Hは三崎口行の終列車です。




さて、三崎口まで2往復する23Tをお届けしてきました。2022年改正では京成線内への乗り入れ本数が圧倒的に増え盛り上がっている一方、京急線内への乗り入れは寂しいもの。
休日でも久里浜線まで6往復程度していた2001年改正とは違い、2022年改正ではとうとう休日の久里浜線入線は消滅してしまいました。

一方当時存在していなかった南エア急が存在するのはいいことやら悪いことやら。

運用が賑わうのは楽しいですが、その分運用を組むのが大変ですからね。

シンプルイズベストなんて言葉もありますし。

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と、いうことで今回はこの辺で。
いじょう!!!


ーーー余談ーーー

923Tが追い抜かれる17Hですが、上でも言った通り四直ファンの皆様には馴染み深い運番かと思われます。

『Train Simulator 京成・都営浅草・京急線』ては2002年改正以降の京成線内快速運転の917Hが運転できますし、717Hは京急線内からの特急佐倉行としてお馴染みだった列車。

ちなみに917Hの折り返し、1116Hは特急上野行。先日のアメトークでも沸きに沸いた上野行です。
京急車の上野乗り入れは1998年~2002年・都営車の上野乗り入れは1998年~2001年でした。

現在紹介している2001年改正ダイヤでは京急車の乗り入れは残っているものの都営車は既に消滅済みでした。

この年は何とか残存したものの翌年消滅したのが東成田への乗入れ。2001年当時では平日1往復・休日2往復が存在していました。


また923Tが高砂で接続する10B59レですが、B51以上の数字は千葉線・千原線に直通する4連運用を示しています。
千葉・千原線での4連運用は2018年12月の改正で消滅しています。

現在京成線内で4連の運用があるのは金町線と宗吾参道~芝山千代田の区間のみ。

一方、京急線内で4連の運用が存在"しない"のは三浦海岸~三崎口・京急蒲田~羽田空港・品川~泉岳寺の区間のみ。
近年でも4連は増備され続けており…と、いうより京急で2020年以降増備されたのは全て4連であり、トンネルの両側での考え方の違いが表れていますね。

京成側は恐らく金町線が6連化できれば4連は消滅するでしょう。金町駅の都合で難しいようですが。
一方、増結車や4+4であちこちを走り回る京急では向こう30年は4連が消滅することは無いでしょう。

ーーー余談終わりーーー

#都営車運用解説 第11回 2001年平日・21T

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さて、お久しぶりの都営車運用解説なんですが久しぶり過ぎて書き方覚えてないっていうね。

01W21T


621T(西馬込6:27→普通→印西牧の原7:46)

前年改正まで普通青砥行(633T)だった621Tは、4分後に西馬込を出ていた普通印旛日本医大行(00年改正当時635T・西馬込6:31→印旛日本医大7:53)と入れ替わり北総線へ向かうことに。

泉岳寺基準で見ると、

6:39発 633T(青砥711着)→621T(印牧746着)
6:43発 635T(印旛753着)→623T(押上706着)
6:47発 553H(押上710着)→553H(青砥718着)

621T関連の行先変更はこんな感じですかね。これにより京急線方面から押上以北への所要時間削減になっています。
これと関連して、押上行の折り返し特急三崎口行が553Hから623Tに変わっています。23Tは次回詳しく解説します。

11本連続都営車が来る朝ラッシュ北総下り線の5本目になります。

泉岳寺での京急線からの接続は有りません。



820T(印西牧の原8:04→普通→西馬込9:28)

9分後に印西牧の原を出る、印旛日本医大始発の特急西馬込行(824T)に八広で抜かれます。
現在でも見ることができる北総線発西馬込行の都営車同士の待避ですね。スカイアクセスができて今回からは都営車同士の待避も沢山見られるようになります。

この年から新設された北総の上り特急、そして使用開始された八広駅の待避線。
ちなみに前年まで北総の上り急行は高砂から普通列車になっていました。

更に前年までの急行は5本中4本が羽田空港行(686H,770N,772N,776N)・1本が西馬込行(834T)と行先もバラバラ。

北総線からの特急が新設されたことで、特急西馬込行の都営車の本数は前年度の1本(2000年改正818T:成空8:10→西馬込9:55)から4本(600T,712T,704T,824T)へと増えることになりました。
その代わり京成本線からの特急西馬込行は消滅となりましたが。(まぁ翌年改正で夜に復活するんですけど(2002年改正1946T:成空19:08→西馬込20:46)

京急線へは泉岳寺始発で3分後に特急羽田空港行(916H)があります。



1621T(西馬込16:25→普通→高砂17:12)

前年までは1613Tとして出庫、青砥行でした。
泉岳寺での京急線からの接続は有りません。高砂まで先着です。

そして高砂に到着するとすぐに入庫。



1920T(高砂19:52→普通→西馬込20:39)

前年までは1956T、青砥始発の列車でした。
京急線へは高砂時点で6分続行、成田始発の急行羽田空港行(1834T)が便利です。
ちなみにこの急行、ここ最近Twitterで騒いでいますがユーカリが丘、八千代台、市川真間で後続を待避するなんかよく分からん列車になっています。
この列車についてはまた今度。



2021T(西馬込20:46→普通→印西牧の原22:05)

前年までは2057T、印旛日本医大行でした。
当時は平日夜間の八広待避は存在せず、もちろんスカイライナーやアクセス特急もありませんので終点まで先着でした。



2220T(印西牧の原22:16→普通→押上23:01)

前年までは青砥始発の押上行(2224T)でした。
22時台の北総線内はだいぶ手が加えられており、この列車と直接比較することはできませんでした。

スクリーンショット (213)


比較するとこんな感じ。列番見ていただけると分かるんですが、前年まではこの時間都営車まみれでした。

押上以南へは上の時刻表にもある通り2286H特急三浦海岸行に乗り換えになります。



2321T(押上23:17→普通→青砥23:26)

前年までは2325Tでした。

西馬込発特急成田行(2251K・22:40→24:10)の接続を受けて発車。

現在では同快速成田行(2271K・22:39→24:24)が押上始発普通印旛日本医大行(2337N・23:19→24:08)への接続になっています。



2320T(青砥23:56→西馬込24:39)

前年までは2324Tでした。

浅草橋より先西馬込までの最終列車。泉岳寺での京急線は10分前に終了しています。



さてさて、こんな感じで久々にやってきましたがどうでしょうか。『こんな情報追加して欲しい!』なんてのがありましたら是非よろしくお願いします。

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と、いうことで今回はこの辺で。
いじょう!!!

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ブログ始めて3回目の卒業。いやぁ…あっという間ですね。ホントに。気づいたら卒業してました。

まず第一、今年学校に行った回数が10回程度っていうね。みんな受験だから学校で授業せずに自宅で勉強しろみたいな。

そんなこんなで学校にもほとんど行かずで実感が無いですねぇ…。

何はともあれ、無事に卒業できたのでよかったです笑

と、いうことで今回はこの辺で。
いじょう!!!

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