#都営車運用解説 第10回 2001年平日・19T
さて、この企画もいよいよ10回目。このブログの企画の中では珍しく長続きしてる方です。そもそもこのブログの元々の目的がRail・Artブログに触発されたからでして、このブログの初期の頃はHTMLで時刻表作って投稿してますね笑
あれ意外と時間掛かるんですよね。ソフト作りたいなーって思いましたが当時中学生の僕には難しすぎました笑
そして企画といえば自販機コレクション…あれっ…記事にしたはずなのに存在が抹消されてます笑
多分知ってる人は誰もいないんじゃないですかね?笑
てな感じでさっそく行きましょう。今回は19T、現在の平日19Tといえば三崎口に乗り入れる京急線花形運用の一つですが、もちろん20年前は全然様相が異なりました。
619T(西馬込6:19→普通→印西牧の原7:38)
6:19に発車する619T、列番と時刻が一致する少し珍しい…と思いきや、上の表を見て頂ければお分かりかと思いますが2318Tも青砥を23:18に発車しています笑
西馬込を6:19に発車する列車、でオジサマ世代の方は『おぉっ!』となるかもしれません。
この列車の原型は1985年10月改正で登場した列車、当時数少なかった京成線直通の急行成田行です。
平成4年改正で8両化され、1998年のエアポート特急誕生時にはその運用に組み込まれます。
成田到着後は急行上野行、特急成田空港行…と流れる運用でした。
印旛日本医大開業の2000年8月改正で15年走り続けた京成本線に別れを告げ、北総線直通列車になります。
2000年改正当時は印旛日本医大行でしたが、この2001年改正で印西牧の原行になります。
数年後には残念ながら数分発車時刻が繰り上がり、6:19発の伝統はここで途切れてしまいます。
と、619Tの説明に戻りましょう。
泉岳寺での京急線からの接続はありません。
11本連続都営車が来る朝ラッシュ北総下り線の4本目になります。
718T(印西牧の原7:55→普通→西馬込9:17)
印旛日本医大始発、704T特急西馬込行の3分後に印西牧の原を発車します。
八広での待避は無く、終点西馬込まで先着です。
京急線方面へは青砥時点で4分続行、青砥始発羽田空港行(京急線内特急・864H)に乗り換えです。
そしてこの時点で一旦入庫になります。
1619T(西馬込16:16→泉岳寺16:27)
泉岳寺から先の浅草線内へは三崎口からの普通押上行(京急線内快特・1577H)。
押上から先へは西馬込を4分後に出る急行成田行(1691K)
急行の止まらない八広・四ツ木へは泉岳寺で8分後に来る京急線からの普通青砥行(京急線内急行・1625T)
にそれぞれ乗り換えです。なお1619Tの3分前に普通青砥行(1611T)があるのでそちらに乗れればいいんですけど…
1618T(泉岳寺16:35→西馬込16:46)
青砥始発快特三崎口行(京成線内普通・1654H)からの接続を受けて発車します。
1619T(西馬込16:53→泉岳寺17:04)
泉岳寺で羽田空港からの普通青砥行(京急線内急行・1685K)に接続します。
1718T(泉岳寺17:13→西馬込17:24)
青砥始発特急三崎口行(京成線内普通・1662H)からの接続を受けて発車します。
1719T(西馬込17:29→普通→高砂18:16)
京急線からの接続はありません。終点高砂まで先着です。
そして今度は高砂に入庫します。
2218T(高砂22:33→普通→押上22:44)
成田空港からの普通高砂行(2116レ)の接続を受けて発車します。
押上より先へは青砥を3分後に発車する特急三浦海岸行(京成線内普通・2266H)に乗り換えです。
2219T(押上22:59→普通→青砥23:07)
西馬込からの特急成田行(2289K)の接続を受けて発車します。
2289Kは泉岳寺で京急久里浜始発特急泉岳寺行(2123T)からの接続を受けています。
平成初期は4連の京成車で運転されていた夜間の特急通過駅救済列車も、世紀末には都営車の運用に。
現在の特急救済は京急車、都営車、北総車、京成車がそれぞれ設定されていて、京成車の中にはなんとアクセス車による救済もあります。
また当時の救済は全て押上⇔青砥/高砂の運用でしたが、現在では救済列車が北総線まで足を伸ばすケースも。
(2230N特急印旛日本医大行からの接続を受ける2304K普通印西牧の原行が上2つに該当する列車)
2318T(青砥23:18→普通→押上23:37)
うすい始発の普通上野行(2238レ)の接続を受けます。
押上より先へは青砥を7分後に出る特急京急久里浜行最終(高砂始発・京成線内普通・2376H)に乗り換えです。
青砥23:18といえば今は京急車による快速の運用になっていますね。
快速神奈川新町行、一度は撮ってみたいものです。
2319T(押上23:37→普通→青砥23:46)
西馬込からの特急成田行(2365K)の接続を受けます。
2365Kは泉岳寺で羽田空港始発特急泉岳寺行(2203T)からの接続を受けています。
これらの特急救済列車のおかげで夜間の押上線内各駅も10分間隔が保たれています。
2418T(青砥24:09→普通→浅草橋24:24)
京成線からの接続は有りません。もちろん皆様お分かりの通り、押上線・浅草線南行の最終列車です。
現・成田空港駅開業に伴うダイヤ改正で2420Tとして登場、登場当時から8連での運用でした。
さて、回を重ねるごとに紹介する内容が細かくなっていき、今回は関連列車の紹介も沢山してみました。
接続列車の紹介、割と自分であとから見返したときに便利なんですよね笑
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と、言うことで今回はこの辺で。
いじょう!!!
参考文献:
東京時刻表各号(今回は主に1999年8月・2000年4月・2000年8月・2001年6月・2002年3月・2010年6月・2010年8月・2020年改正号)
京成時刻表各号(今回は主にVol7,9,11,14,16を使用)
Wikipedia各記事・Twitter目撃情報など
ーーー余談ーーー
第1回のを見返して、書き直したくなってます。10回もやってると流石にスタイルも確立されてきて、今の列番・時刻・接続列車の紹介が本当に便利。
今回の記事の中で2319Tが2365Kからの接続を受け、2365Kは更に2203Tからの接続を受ける…という部分を書き
『2203Tの記事でどんな紹介してるかなー』って思って03Tの記事飛んでみたら…えぇ…記述が何も無いじゃないか…
『高砂に着くと再び小休止。羽田空港まで足を延ばし、折り返しは当時は数本あった特急泉岳寺行。現在京急線内からの泉岳寺行は全てエアポート急行ですね。』
は?何この情報の薄さ。
これはリメイク必至ですね。
さて、余談10回溜ったので余談の余談として1つ記事にしてみようかな。
ーーー余談終わりーーー
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