マリンパーク、ここに終わる。
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『京急油壺マリンパーク』
京浜急行電鉄出資100%の施設で、何かと京急線の列車とも関りを持ってきました。
その中でも特に皆さんの印象に残っているであろう列車が、言わずと知れた『マリンパーク号』かと思います。
特徴的なイルカのヘッドマークを掲げて走る姿は、写真や映像でしか見たことの無い僕もとても好きなものです。きっとリアルタイムで見られていた方々は多くの思い出があるかと思います。
なんとマリンパーク号の歴史は古く、開園直後の1968年9月。皆さんお馴染みのイルカのヘッドマークは、一度運行を休止した後1983年から使用されていた模様です。
手元にある最古の時刻表、1986年号では平日下り押上8:38発特急、品川10:07発快速特急の2本。上りが三崎口14:31発特急青砥行・15:27発快速特急品川行。休日ダイヤにもほとんど違いはありません。
この運行時間はマリンパーク号の運転が終了するまでほぼ変わらずのダイヤでした。
実はこの2本のうち快速特急はかなり珍しい列車だったんですね。
1999年の白紙改正以前、京急の快速特急は品川発久里浜行・特急は都営線発三崎口行が基調でした。
ところがこのマリンパーク号に限ってはその名の通りマリンパークへ行く人を中心に運んでいるわけですから、途中の久里浜止にするわけにもいきません笑
行楽シーズンには三崎口まで快速特急が走っていましたが、それ以外の時期では唯一の三崎口行快速特急だったわけですね。
ちなみに、1987年当時の7月5日~8月31日までの夏季ダイヤに於いては快速特急は三浦海岸折り返しを基準にしたため、そこでも三崎口行の快速特急は珍しいものでした。
更に更に、当時の快速特急は久里浜線内にも通過駅が。新大津・北久里浜は久里浜行の快速特急も通過するのでなんら珍しくはありませんが、野比・長沢の2駅を通過する営業電はこの快速特急マリンパーク号1往復のみでした。
なお、1993年のウィング号三崎口延伸時、ウィング号は新大津・北久里浜は通過していたものの野比・長沢の2駅には停車することになったため、この区間でのみ快速特急とウィング号での停車駅逆転が起こっていたのでした。
最も、当時の通常期の快速特急はマリンパーク号1往復のみだったためあまり大きな影響は起こっていないかと思われますが。
当時に行ってみたいですが、時刻表で振り返ることしかできないのが残念なもの。
皆さん、今の記録を大切にしましょう笑
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と、言うことで今回はこの辺で。
いじょう!!!