#都営車運用解説 第8回 2001年平日・15T
さて、前置きを長くするとTwitterで本文が読めないので本題へ。今回から4回に渡って終電に関係する運用を紹介していきます。
先にネタバレしてしまうと、
今回お届けする15Tのうち2315Tが京急線から都営線に直通する最終列車で、泉岳寺から先浅草線・京成押上線の最終列車。
次回お届けする17Tのうち2417Tが空港線の最終列車。
次々回お届けする19Tのうち2418Tが京成押上線・都営浅草線の青砥~浅草橋までの最終列車。
次々々回お届けする21Tのうち2320Tが浅草線の東日本橋から西馬込までの最終列車。
浅草線・京成押上線内は全最終列車・京急本線の下り金沢文庫まで・上りの空港線と本線の一部が都営車による運用とかなり遅くまで頑張ってたんですね笑
さぁそれでは本題に行きましょう。
515T(西馬込5:48→泉岳寺5:59)
15Tの出庫は5:48、現在の519Tに相当します。泉岳寺では3分後に羽田空港から来る普通高砂行(523H)に接続します。現在の519Tはそのまま高砂まで直通。京急線方面からの接続は有りません。
614T(泉岳寺6:06→西馬込6:17)
北総線印西牧の原からの始発列車である急行羽田空港行(560N)からの接続を受け、6:06に泉岳寺を発車します。
ちなみに北総の始発列車ということでお分かりの方も多いかと思いますが、この560Nは北総線内普通、京成線内特急となる列車です。
615T(西馬込6:23→泉岳寺6:34)
泉岳寺では羽田空港からの急行成田行(675K)に接続。押上線内通過駅へは西馬込の時点で後続の普通印西牧の原行(621T)の利用が便利ですね。ですねと言ってももう20年前の話ですが。
614T(泉岳寺6:41→西馬込6:52)
押上始発急行羽田空港行(639T)からの接続を受けて発車。この639Tは押上で金町からの普通押上行(580レ)からの接続を受けています。
615T(西馬込6:57→泉岳寺7:08)
泉岳寺では三崎口からの普通青砥行(557H)に接続。
714T(泉岳寺7:15→西馬込7:26)
高砂始発急行羽田空港行(606T)からの接続を受けて発車。606Tについて詳しくは当該記事をご覧くださいm(_ _"m)
715T(西馬込7:36→押上8:10)
7:17発の列車を最後に9:12発まで約2時間、西馬込からの泉岳寺行は無く全列車が最低押上まで直通します。
現在は7:25発から9:03発までの約1時間半が直通列車です。
押上以遠へは泉岳寺から2分続行の三崎口発普通青砥行(665H)に乗り換えです。
814T(押上8:20→西馬込8:54)
京急線方面へは押上時点で3分続行の急行羽田空港行(708T)に乗り換えです。
西馬込に着くと一旦入庫になります。
1615T(西馬込16:00→青砥16:44)
終点青砥での接続が無いため、青砥より先へは西馬込を4分後に出る急行東成田行(1667K)に乗ることに。
1614T(青砥16:58→羽田空港17:52)
成田空港からの特急上野行(15A02)・金町からの普通上野行(1670レ)からの接続を受けて発車。
鮫洲で普通金沢文庫行(1756レ)を追い抜きます。京急蒲田では1704Aからギリギリ逃げ切れるかどうか…
(1本前は急行が1732/1732で快特が1733/1733、1本後は急行が1751/1752で快特が1753/1753。それに対してこの1815Tは1742/1743で快特が1743/1744なので前後から見ると恐らく43分0秒発と43分30秒着などで接続はとっていないだろう…という解釈)
ちなみに京急蒲田時点で17:22から18:02までの5本が全て都営車による運用。
下り列車と上り列車の本数が合わないため複数の回送列車が運転されていた模様です。
1815T(羽田空港18:05→印旛日本医大19:40)
鮫洲で普通品川行(1633レ)を追い抜きます。
1914T(印旛日本医大19:53→京急久里浜22:06)
現在定期列車では存在しない下り快特であり、久里浜行の快特です。
泉岳寺で普通西馬込行(2100T)に接続します。
平和島で普通神奈川新町行(2096レ・新町で浦賀行接続)
川崎で始発普通金沢文庫行(2168レ)
生麦で普通新逗子行(2010レ)
神奈川新町で普通浦賀行(2094レ・新町で新町止から接続)
南太田で普通浦賀行(2124レ)
上大岡で普通金沢文庫行(2136レ)
金沢文庫では新逗子行(2026レ)・浦賀行(2092レ・新町で新町止から接続)の2本をまとめて追い抜きます。
2092レが21:40に文庫着、2026レが21:46に文庫着。
1914Tが21:47着21:48発、2092レは21:48に文庫を発車し2026レは21:50に発車します。
当時の快特は金沢八景を通過するので2092レとはどんどん差を付けていきます。
堀ノ内で普通浦賀行(2122レ)に接続。
終点久里浜では品川を3分前に出たウィング8号三崎口行(2170A)に接続します。ここで一旦久里浜に入庫すると思われます。
2315T(京急久里浜23:03→高砂24:38)
現在は三崎口始発になっているこの列車、当時は久里浜止まり(2213C)からの接続を受けて久里浜始発の列車でした。
堀ノ内で普通京急川崎行(2397レ)
神奈川新町で普通品川行終列車(2295レ・新町で新町止から接続)
に接続します。
久里浜線から子安以遠への最終列車でしたが、現在では後続の特急が堀ノ内行から神奈川新町行に延長になり神奈川新町で川崎行に接続できるようになり、神奈川県内から神奈川県内への終列車が少し遅くなりました。
京急川崎では大師線の最終に接続。京急蒲田からの空港線は後続2295レでも乗り換えが可能です。
泉岳寺では西馬込からの最終列車(2303T)から接続を受けます。
西馬込方面は3本残っているのでかなり余裕をもって乗り換えができます。
青砥での上野方面・高砂での金町・東松戸・船橋方面へは全て終了済み。
なお青砥では5分後に上野からの普通高砂行(2419レ)が存在するため青砥~高砂では最終列車ではなくなります。
ちなみに2315Tは新橋で文庫行最終(2332T)とすれ違います。つまり三田までなら"遅れなければ"2315Tで上ってきて2332Tで下って帰れたわけですね笑
さて今回も本線快特が絡んだ影響でずいぶんと長々語ってまいりました。
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と、言うことで今回はこの辺で。
いじょう!!!
ーーー余談ーーー
追い抜きは意識してもすれ違いって中々意識しないんですよね。特に本数が多い路線だとすれ違いまくりますから笑
例えば休日夜、京急鶴見駅の鶴見市場寄りで回2137Tと2140Tがすれ違いますが、片方が回送なことから現地で見なきゃ更にどこですれ違うかが分からない。こういうのも研究して並びをいっぱい撮りたいんですよね。特にヘドマとかとの並びを。
ーーー余談終わりーーー