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カテゴリ:都営浅草線

都営車の【普通 東成田】行のおはなし。

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(今も走ってたらこんな感じだったんだろうな、の図。Excelでドット打ちしてみました。)

数日前にTLで東成田行の話題が出てまして、その中で都営車による【普通 東成田】行が設定されていたお話がちょくちょく。僕もあの運用はおもろいなーと思って気にしてたのでこの際まとめてみることにしました。

都営車による東成田行自体は1991年3月19日の東成田駅改称当初から設定されており、当改正では平日こそ設定がありませんが休日3往復が西馬込からの【急行 東成田】として設定されています。

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まさにこういう時代のお話。

当時の京成線日中の運行パターンは現行と同じく概ね40分サイクルで、西馬込からの急行は20分に1本。うち1本が京成成田行、1本が東成田行として設定されています。

その後本数の増減はありつつ1998年11月改正に。この改正のメインは皆様ご存知の通り羽田空港駅開業に伴う両空港アクセスの強化。日中急行のパターンは
①羽田空港⇔京成成田 ②西馬込⇔東成田
の2系統が交互に運行される形に変更されています。その陰で都営車の【普通 東成田】が登場します。

【1998年11月改正平日】
1341T 宗吾参道1355→東成田1406

【1998年11月改正休日】
1131T 宗吾参道1155→東成田1206
1325T 宗吾参道1355→東成田1406
1567T 宗吾参道1515→東成田1526

これらの列車は②の西馬込⇔東成田系統に宗吾参道から追随する形で運行されており、これらの列車が運行されるタイミングでは西馬込発の列車も京成成田止になっています。

例えば
1277K 西馬込1203→宗吾参道1351/1352→京成成田1357
1325T 宗吾参道1355→京成成田1400/1400→東成田1406
と、宗吾参道から京成成田の2区間では3分続行で列車が走る過密ダイヤになっています。

スクリーンショット (556)


本数を適正にするためには西馬込からの急行を宗吾参道で打ち切るべきなんですけどね。
まぁ成田に行きたい人が2駅手前で乗り換えろって言われたりとか、都営線内で【急行 宗吾参道】と出てきた時の「いや宗吾参道ってどこだよ!」ってのを防ぐためにはこれがベストなんでしょう。

(成田方面宗吾参道って幕用意すれば良かったんじゃないの???)

1277Kは京成成田到着後に宗吾参道まで回送されるので、ここで1往復無駄な回送が生まれてるわけでした。
これ仮に京急で運転されてたら宗吾参道から出る便も【急行 東成田】だったのかなぁとか考えたりして。

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【1999年7月改正平日】
1313T 宗吾参道1355→東成田1407

【1999年7月改正休日】
1131T 宗吾参道1155→東成田1207
1321T 宗吾参道1355→東成田1406
1427T 宗吾参道1435→東成田1446
1543T 宗吾参道1515→東成田1526

翌年の改正では土休日の日中に都営車の充当が1本増えています。

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【2000年7月改正平日】
1329T 宗吾参道1355→東成田1406

【2000年7月改正休日】
1135T 宗吾参道1155→東成田1206
1321T 宗吾参道1355→東成田1406
1415T 宗吾参道1435→東成田1446
1543T 宗吾参道1515→東成田1526
1833T 宗吾参道1835→東成田1846

更に土休日夕方に1本が増え、5本体制に。

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【2001年9月改正平日】
設定無し

【2001年9月改正休日】
1511T 宗吾参道1515→東成田1526

設定最終年となった2001年改正では平日の設定が消滅、休日も1本のみの設定になりました。

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翌年2002年10月12日のダイヤ改正は芝山鉄道線開業を見込み、本線急行の廃止、快速と通勤特急が誕生するなど大規模なもの。
実は激レアな東成田行が大量発生したのはこの2002年10月12日ダイヤ改正から芝山鉄道線が開業する2002年10月27日までの15日間でしたが、都営車はダイヤ改正でこの特殊な運用だけでなく東成田乗り入れ自体から撤退。芝山鉄道線にも定期で入線することはありませんでした。


※Wikipediaの芝山鉄道線の項目には
『東京都交通局の車両にも行先表示の用意があり、過去には実際に乗り入れ運用があったが、2021年現在は通常ダイヤでは運用されていない。』
5300形の項目には
『2006年以前には特急成田空港行きや快特芝山千代田行きなどに運用されていた時期もあった。』
との記述がありますが、"僕が調べた限りでは"都営車が芝山鉄道線で定期運用を持ったことはありません。
5500形登場後、輸送障害の影響で1本だけ八千代台始発芝山千代田行の快速列車が運転された目撃情報がありますが、これ以外で都営車が芝山線に乗り入れた目撃情報は無いようです。
(5300形に至っては芝山千代田駅への入線自体無い可能性も)

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なお宗吾→東成田の普通列車は都営車だけでなく京成車の設定もありますが、この場面では割愛させて頂きます。

ちなみに:②の系統で車両振替を行う場合は今回のテーマのように宗吾参道から営業列車として運行されますが、①の系統で車両振替を行う場合は回送列車で行われます。流石に京成成田止の列車を3分続行で走らせることはしなかったみたいです。

これ駅の時刻表がガタガタで気持ち悪かったんだろうなぁ…と整然としたパターンダイヤの時刻表が好きな僕にとってはちょっと痛かったかも。

2000年改正時点だと休日5本と結構な設定本数がありましたが、運行区間が最末端というのもあり撮影・収録難易度は高かったと思います。ただ短距離走行音として録音するには最高の環境だったでしょうね笑

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今回列車番号・運行時刻の参照に当たっては私が公開している『都営車運用表』より引用しました。

5300形が登場した1991年3月改正から現在までの都営浅草線5000形・5200形・5300形・5500形の運用を改正別にスプレッドシートで公開しています。資料不足で一部改正に関してはまだ準備ができていませんが、後々全ての改正に対応したいと考えています。

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と、いうことで今回はこの辺で。
いじょう!!!

24/11/30 「都営フェスタ2024 in浅草線」

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さて、2004年の第1回開催から基本的には浅草線(馬込車両検修場)と三田線(志村車両検修場)で交互に行われている都営フェスタですが、今回が第18回目の開催となりました。

10月31日にプレスリリースで開催が告知され、それと同時に鉄道部品販売の応募が開始。そこから1カ月が本当に待ち遠しかったです笑

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早朝の馬込車両検修場に集う珍客たち。画像内だと左から
5500形 5516編成 37T 普通 青砥
1000形 1089編成 79H 普通 泉岳寺
3500形 3504編成 35K 回送
1000形 1893編成
となっています。

ここで注目したいのが5516編成で、休日37Tは本来北総線の印旛車両基地出庫運用ですが、西馬込で出庫の準備をしています。これはこの後の展示に絡むもので、休日37T運用のうち

637T(印西牧の原→印旛日本医大:回送)
636T(印旛日本医大06:27→西馬込07:56:普通)

を北総車に充当させ、北総車を西馬込に持ってくるという算段。そして本来636Tの折り返しである837T(西馬込08:02→青砥08:49)から5516編成を37Tに充当させることで、北総車をうまく送りこんでいます。

1089編成は所定で馬込停泊の京急車で、僕はてっきりこの停泊運用を展示に混ぜ込むと思っていたら臨時回送ということでかなり驚きました。

臨時回送は京成側、京急側からそれぞれ1本づつ運行され、京成側は3504編成が2134Kとして送り込まれました。一方京急側は1893編成と1801編成を繋いだ8両編成で、1890番台としては初の品川以北乗り入れになります。送り込み回送は浅草橋折り返しで運行され、一挙にこの区間までの入線を果たしています。

昨晩の日付が変わった頃はかなり道々目木橋の上が賑わっていたようですが、僕が訪れた早朝4時半頃は他にほとんど人もおらず静かな中で撮影ができて良かった…笑

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さて日は上り午前10時、長い待機列が一斉に解き放たれます。大人数が進む道に一緒に付いてったら撮影会ブースじゃなくて部品販売列でした笑
今回事前予告で目ぼしいものが無さそうだったのであまり気にしてませんでしたが、後々乗務員行路(運転席に置いてあるやつ)が売られてたってことで見ておけば良かったなぁと若干の後悔。

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部品販売ではなく僕は北総鉄道のブースへ。

北総鉄道のナイトウォークに先日参加させて頂いた記事はこちらに載せましたが、その途中で営業課の方が様々な箇所で物販やられてるお話をされており、もしかしたら馬込にもいらっしゃってるかなぁ、と思って覗いてみたところいらっしゃったのでご挨拶させて頂き、キーホルダーを購入しました。この時点でまだ10:05とかでしたが既に5名近いフォロワーさんにご挨拶してました。笑

そして一番の大目玉、車両展示ブースへと向かいます。

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左から順に

5500形 5518編成 17T 急行 西馬込(急行板付き)
9100形 9128編成 01N 普通 千葉ニュータウン中央
3500形 3504編成 73K ✈快特 青砥
1000形 1893編成 81H 特急 品川方面印西牧の原
5500形 5521編成 18T 普通 新橋
5500形 5520編成 72T 普通 横浜
そして画像には映っていませんがE5000形も並べられていました。


5518編成は90年代初期の急行のような佇まい。5300形が登場した1991年3月改正の休日ダイヤは17Tが終日急行として西馬込と京成を往復する運用で、それを模したようなものと思われます。

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1991年3月改正休日ダイヤより17T。急行西馬込行は3本設定されています。

9128編成は01Nということで、1993年改正で運番が61N~に改められるまでの運番になります。当時北総線の終点は千葉NT中央だったので、今でいえば印旛日本医大行と同じくらいありふれた行先でした。9100形のデビューは1994年なのでこの運番で走ったことは無い…のかなどうだろ。

3504編成は種別幕が橙なので2014年以降の青砥エア快…?2014年11月改正から2022年2月改正までの7年ちょっとの間設定されていた運行形態でした。この系統に充当されたのは京成車と都営車のみで、1日3運用が羽田空港と青砥を往復していました。

2014年以降の青砥エア快、京成車で設定されていたのは51K・61K・63K・77K・79Kであり、73Kでの充当はありませんでした。とはいえ73Kのそれっぽさはめちゃめちゃデカいので、今調べるまで「まぁ多分73Kの設定があったんだろうな」と思ってました。笑
と思って色々調べてたら、2010年5月改正のエア快大安売りの改正で種別幕が緑のエア快として73Kの設定があるのを時刻表で確認しました。両方のハイブリッドってコト!?

1893編成はパっと開いた2014年の時刻表、平日781H(三崎口7:43→印西牧の原10:29)として設定がありますね。

5521編成と5520編成は18Tと72T、新橋と横浜。1872、新橋と横浜。これって鉄道開業の年と区間を表してるんじゃね!?ってフォロワーさんが仰ってて、他にそれっぽい理由も無さそうなのできっとこれが正解だろうなぁ、と思ってます。

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さてそして一番端の5518編成より更に向こう側には洗浄体験の2本と出庫待ちの1本が。

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ここでちょっとだけ愚痴。
職員さんが「前で撮られてる方撮り終わったら後ろの方にお譲りください」ってお声掛けされてて、とうとう「こちらから長く前にいらっしゃる方把握できてるんでそろそろお声掛けしますよ」って言われてるのを、前に2人くらい人が居る状態で聞いてたんですよ。一番前の方はしゃがんでて、次の方は中腰くらいで、その後ろに僕が立ってる感じで。なので僕としては「あーよかったようやく前出られるわ綺麗に撮れるわぁーーー」って思って。

その「お声掛け」宣言が出た直後に一番前の方は外出られて、中腰だった方が一番前に出てしゃがまれて、僕が中腰の状態で構えて。そしたらその職員さんが「貴方長いです」「貴方も」って前の方も僕も指差されて。なんか55の前からずーっと歩いて結構な人数指差して歩いてたけどすっごい偉そうだなぁ、と。

いやいやいや、長いってただその場で前が空いて綺麗に撮れるの待ってただけでしょうが、と。
立ってる状態でカメラ構えても隣の人映り込むし、中腰でバランス悪い中で特に5500の写真なんか綺麗に撮れるわけないし。
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まぁまず前から3列目くらいに出るまで大体こんな感じなんですよ。前の方がドハイアンで撮ってるからこっちがどれだけカメラ持ちあげてバリアングルにしてもあんま良く撮れない、と。
んでこれの前に居るのは3500と1890なんでシャッタースピード上げればバランスの悪い両手を持ちあげたバリアングルでも撮れるんですが、これが5500形となるとそうはいかないんですよ。

んでようやく2列目に出てこられたと思って中腰で構えてたら今度は
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こうなるわけですよ。一番前の人はしゃがんでるからちょっと空間があるように見えますが別に貴方のカメラを入れるスペースじゃないですよ、と。なんかもうこういう人に何言っても無駄だってのは分かってるし、職員さんになんか言ったり噛みついたりしてもなんかネットで晒されても困るしひたすら待ってました。

えーなんだろ、これ一番前に居る人だけがマトモに写真撮れるって捉え方の俺が間違ってたんかな。なんか結構キツめの口調で指差されたからイラっとしたし。職員さんは職務を全うされてて「やったった」感凄い出てましたけど、何ともなぁって感じです。

愚痴終わり。
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さて2008年、親に連れて行って貰った16年前の馬込公開です。5歳の僕がカメラでこんな写真なんか撮れるはずもなく、もちろん親picです。笑
同じ形式がぶわあぁぁぁぁってなってて本当に好きです。


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編成写真と幕とでレンズ変えたかったので一旦後ろに下がってレンズを交換。しっかり幕も狙いました笑
洗浄体験には2編成が用いられており、それぞれ5514編成と5510編成でした。どちらも1往復ごとに幕を変え、外にいた我々のことも楽しませてくれました。笑

撮影会場出たところで2年振りくらいにお会いするフォロワーさんがいらっしゃったのでご挨拶させて頂いて、その方とお別れしたらすぐまた別のフォロワーさんがいらっしゃって。その方と工場内をぐるっと一周させて頂きました。そのフォロワーさんとはそこでお別れをしました。

僕のTwitterは5300形のおかげで大きくなったと言っても過言じゃないので、やっぱフォロワーさんは都営繋がりの方が多く、多分今回10名以上のフォロワーさんにご挨拶させて頂いて、色々お話もお伺いして。皆さん本当に尊敬する方ばかりです。

さて一旦入口に戻り再び車両展示ブースへ。
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55もカッコいいですが今回の神並びは間違いなくここでしたね。並びそうで並んだことの無い2形態。

さてここでジャスト12時です。笑

ここから改めて工場内をじっくりと見ることにしました。

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ホロだー!!ホロだ!!

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集電装置の説明だけ撮ってパンタグラフ自体を撮っていない失態。

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そしてコンプレッサー。

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更に台車です。

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2024年12月に浅草線22編成の全般検査で使うよ、って意味なら僕の予想通りになりそうです。
製造銘板が2021年1月製造となっていますが、5522編成の総車出場日は2021年1月27日なのでまさに辻褄が合います。

この時点で12時15分、外に出ると展示車両の表示が入れ替わったみたいです。

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なんだろ、ちょっと色が変かなぁー編集ミスった気がする

左から順に
5500形 5518編成 33T 急行 東成田(急行板付き)
9100形 9128編成 25N 急行 京急川崎
3500形 3504編成 95K 急行 西馬込
1000形 1893編成 17H 急行 上野
5500形 5521編成 21T 急行 神奈川新町
5500形 5520編成 51T 急行 三崎口
といったラインナップ。
そして画像には映っていませんがE5000形も並べられていました。

5518編成は前半と同じく急行板が付けられた往年の京成急行。少なくとも1994年4月改正の1333T(西馬込13:43→東成田15:45)では存在が確認できます。

9128編成は羽田行きに振り替えられる前の北総急行…なんですが、北総車の運番が21N~に置き換わったのは2002年10月改正。それまでは先述した通り61N~でした。
京急の急行並びに県境跨ぎの北総車が廃止になったのは1999年7月改正なので、まぁそこは…。

ーーー(※2024年12月3日追記)ーーー
「25N:急行川崎は駅伝ダイヤかもしれん」とコメントを頂きました。マジでそうですね…。
赤電氏のツイート。
この画像だと9008編成ですがまぁやっぱりこの運番×種別×行先は存在してました。訂正させて頂きます。
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3504編成は特に言うことも無く。急行廃止前最後の改正である2010年5月改正では1594K(京成高砂15:13→西馬込16:00)でも存在が確認できます。
京成は2010年春頃から現在の種別幕へと交換が進んでいますが、1500形と違って3500形は組み換えの記録を僕が見つけられなかったので3504編成がこの姿でこの運用に入ったのかは分かりません。
フォロワーさんのツイートだと3548編成ではこの姿(新幕)で運用に入った実績があることが分かります。

1893編成は上野乗り入れ時代を再現している…のかと思ってめっちゃ調べてみたんですが、京急車が上野線内で急行運用を持ったことは無かったようです。(※都営車はあります)
また1998年改正からしばらくは京急車のアクセス運用…じゃないエア快関連運用が1H~に整理されていて、その法則が崩れるのは最後の1年である2001年9月改正。
その2001年9月改正では17Hという運番が実際に存在し、その中で1116H(成田空港11:52→京成上野13:11)が✈特急の上野行として設定されています。

5521編成・5520編成は共に実在した運番種別行先の組み合わせ。「急行 三崎口」に対する違和感をお持ちの方も結構多かったみたいですが、「急行 三崎口」は京急線内ではなく京成押上線内で見ることができました。

5521編成の「21T 急行 神奈川新町」は1995年7月改正の平日1021T(新逗子10:04→神奈川新町10:34)で実在しています。

余談ですが1021Tは現在の急行のような動きをしており、
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新町→蒲田間こそ回送なものの、これ全区間営業して欲しかったなぁと思います。ちなみに1021Tは子安で快特の通過待ち。おっと運用の話は別で。笑

5520編成の「51T 急行 三崎口」は1998年11月改正の休日1150T(青砥11:38→三崎口13:23)・同1550T(青砥15:38→三崎口17:27)の京成押上線内(青砥→押上)で見ることが可能でした。

車両自体はロービームとハイビームの並びで面白かったです。

さてもう相変わらず撮影ブースは激混み。マジで。凄かった笑

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相変わらずウロウロしている僕は再び庫内へ。

この写真たち、偶々近くにいらっしゃった交通局の方が撮影されたそうです。
E5000形と5320編成の並びは営業最終日の西馬込、陸送最終日の京急蒲田は僕もこの場に居ました。笑

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そしてその方がこちらの作成にも携わられたようです。あ、ここに映ってる2135Tの新町出庫シーンも僕ここで撮ってますね。

この装置は5300形の運転台を模した…というより本物のパーツをふんだんに使って作成されており、この運転台から鳴る「にゃーん!」という警笛が庫内に鳴り響いて都営ファンを泣かせました。
更に連絡ブザーも音が鳴っており、もしかしたらドアスイッチを操作すると車側灯が点いたりするのかもしれません。
足元にはキャスターが付いておりどうやら可搬式。どの程度の重量があるかは分かりませんが、運転台や警笛増幅装置なども付いていると考えると相当な重さになりそうです。
5320-8号車、陸送前の時点で運転台などが撤去されているという目撃がありましたが、これを作成する為だったんですね。凄いや。

それはそうと1枚目、表示設定機もそのまま残っていますが、外部電源と接続したりしたら行先表示も出せたりするんですかね。
陸送のとき、急行灯から行先表示機から抜けるパーツは全て抜いてた記憶があるので、もしかしたらほぼ全部そのまま使える状態だったり…?

今回この運転台に入れたのは小学生以下の抽選に当選した方限定でしたが、大人向けもぜひやって頂けたら…と懇願します。

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別のスペースでみんなが並んでた5300形の終電装置。これもキャスターが付いてますね笑

さてこの画像の奥に「飲食禁止」と書かれたのぼりが立っているのが分かるかと思いますが、そりゃ精密機械まみれの工場内で飲食なんて言語道断。じゃあどこでご飯を食べれば良かったかと言うと…

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基本的に飲食ができた場所は2カ所あり、1カ所目は道々目木橋の真下辺りにあった休憩スペース。こちらはテントの下にベンチが並んでおり、ゆっくり座って休憩することができました。更に横に仮設トイレも設置されており、車両を見終わった後一息つくにはちょうどいいスペースでした。
残念ながら11時の時点でトイレの手洗い水道は水が枯渇しており、どれだけペダルを踏んでも水は出てきませんでした(涙)

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そしてもう1カ所は出口の前、梅田小学校の裏手ですね。

この周辺では「大田区のいっぴん」として大田区内の商店街より飲食店等5店舗が出店。全然写真は撮ってなかったんですけど5店舗とも「美味しそうだなぁー」と思って見てたので紹介を。
①娯楽たんぱく
キッチンカーで各地を回られているみたいです。白玉ぜんざいとか青森りんご酢ソーダとか気になる商品がいっぱいでした。

②サカエヤベーカリー
既に実店舗は閉鎖されてしまったようです。インスタに載ってたハンバーガー美味しそうだったなぁ…

③CARAMEL POPCORN COMPANY
食べ放題のお店とか夢の国で見るようなポップコーンマシーンでアツアツのポップコーンを販売されてました。子供連れのパパがポップコーンの入れ物持って歩いてるのを何回見たことやら。笑

④ビンティー西馬込本店
インド料理のお店。ケバブ丼って書かれててめちゃめちゃ食べたかったんですが残念ながら売り切れていました。ただ商品の在庫を聞いて電話してる様子もあったので、もしかしたら実店舗の方に連絡を取って料理を運んだりしていたのかもしれません。僕はここでポテトと唐揚げのセットを購入しました。

⑥ヤマシタクリエイト
生ビールとソフトドリンクの販売。最初は生ビール500円、ペットボトル150円でしたが閉場間近には生ビール400円、ペットボトル100円に値下げされていました。笑
生ビール買ったら太郎さんシリーズの駄菓子を1個おまけしてくれました。嬉しい。

そうなんすよ、車庫でお酒飲んじゃいました。笑
仲良くさせて頂いてるフォロワーさんと13時半頃にお会いして、昼飯は軽く食べたいけど今会場の外に出ると最終入場時刻の14時に間に合うか分からないねー、と。じゃあここのブースで軽く食べてのんびりしますか、となってたところでビールを見つけてしまったもんだから
「せっかくなら飲むか!!」
と笑

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いやぁー僕そんなお酒強くないんで死ぬほど顔真っ赤にしてました。こういう紙コップの容量って420mlくらいがよくある内容量らしいですね。アルコール3%の350ml缶で十分な僕にとってはかなり多かったみたい。普段はピーチとかカシスとか甘いお酒が好きなのでビール飲んだのマジで2回目とか3回目くらいでしたがめちゃめちゃ美味しかったです。

車庫の中で飲酒する日が来るなんて思ってもみなかったです。前回開催の5年前は高1だったので余計に笑

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軽く食事し終わってフォロワーさんと車両展示ブース向かったんですが、13時を過ぎるとかなり影が車両に回ってしまいますね。

これより前の車両展示では5500形に合わせてシャッタースピードを1/50ないし1/60に抑えていましたが、いや被写体が5500形じゃないなら別にその必要は無いよなぁとシャッタースピード爆上げ。
f/6.3、SS1/1000、ISO-100、焦点距離28mm(トリミングあり)。ここまでSSあげればブレの心配もほとんどないので有難い限りです。

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新旧の京成"準"優等種別。こちらの設定は
f/22、SS1/50、ISO-100。焦点距離70mmです。F値爆上げしてるのでめっちゃ広くピントが合ってる…気がしますがどうでしょうかね。笑

身体にアルコールが回ってたので手振れが酷い。奥に止まってた洗浄体験用の車両の珍幕はボツになりました。

それはそうとお会いしたフォロワーさんに
「55めっちゃいろんな幕出してんね、集め甲斐あるねぇー」とお声掛け頂いて、そうやって認知して頂いているのが有難い限りだな、と思いました。


今回出していた編成・運番・種別・行先の組み合わせ↓

5520編成(車両展示一番右)
[72T 普通 横浜]
[51T 急行 三崎口]

5521編成(車両展示右から2番目)
[18T 普通 新橋]
[21T 急行 神奈川新町]

5518編成(急行板付き・車両展示一番左)
[17T 急行 西馬込]
[33T 急行 東成田]

5506編成(ただ留置されてただけ)
[25T 快速 成田空港]

5510編成(洗浄体験①)
[17T 通勤特急 (東成田)芝山](洗浄体験2回目、10:45の部)
[17T アクセス特急 浦賀]
[17T 特急 浦賀](洗浄体験4回目、12:45の部)

5514編成(洗浄体験②)
[03T 普通 東成田](洗浄体験1回目、10:00の部)
[03T 快速 上大岡]
[03T ✈快特 新橋](洗浄体験3回目、11:45の部)

その他Twitterの目撃だと「通勤特急 横浜」を出していたりと、かなり様々変えられていたみたいです。

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さて前半でちょっと愚痴みたいなことも言いましたが、職員さんの口調が強くなるのも無理はないなぁと思う車両展示コーナーであったことは間違いないです。

最前列で座って写真も撮らずにスマホ弄りながら
「俺こいつらの返却スジ知ってるけど欲しい?」
『欲しいです!!』
みたいな会話してる中学生くらいのキッズも居て、なんか凄いなって感じでした(語彙力)

ま、自分も端から見たら迷惑なことをしてるかもしれないですけどね。

何はともあれ毎年こうして様々なサプライズで我々を楽しませてくれる東京都交通局には感謝しかありません。次の開催はまた2年後ですかね。事前申し込みで定員無し、とかでもいいので、2年前の様なことは無くとにかく行きたい人が全員行ければいいなぁと思います。荒れるけどね笑


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2022年12月3日は事前申し込みの定員制。大田区枠もありましたが当選はしませんでした。

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2019年11月16日は土曜授業の後で最終入場ギリギリに滑り込み。画像データをなぜ消去したのかは分かりませんが、ほとんど画像が残ってませんでした。マジでなんでや。

それの前に参加したのは一気に10年以上遡って2008年なので、間もっと行っとけよ!!って感想です。2016年以降は京急のファミフェスには参加してたくせに。笑


いやぁほんとにそれにそれにしても楽しかった。本当に楽しかった。京急側からも京成側からも沢山の人が集まったみたいですね。

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と、いうことで今回はこの辺で。
いじょう!!!

都営車運用解説~2024年改正ダイヤを見る~

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さて、金曜日にようやく京成時刻表が発売され、それを追うように京急の時刻表も配信開始。ってか京急は京成と同クオリティの時刻表をPDFで無料配布してくれてるのは太っ腹なのか製本するコストをカットしてるのか…ってか駅探まだ?

そんなことは置いといて。
今回の改正、正直感じ方は人それぞれだと思います。面白いは面白いですが『真新しさ』は平日のあの1本を除いてほとんど無いかなぁ…とか。とりあえず運用見ていきましょう。休日、平日の順で解説していきます。

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1.休日01T~07T

1-1.休日01T
前ダイヤと比較して2100T西馬込到着以降の列車が削除されています。このタイミングで入庫するのは2022年11月改正と同じ。
1800Tは成田空港場面で5分繰り下げ、成田湯川~東松戸の各駅に於いては9分の繰り下げになります。
空港第2ビル~成田湯川の所要時間が現行の7分から11分に伸びているので単線区間でなんか変更があるのかなぁ、と。それ以外に大きな変更は無く、901T船橋競馬場の空待避も残ってます。

1-2.休日03T
大きな変更はありません。

1-3.休日05T
805Tの行先を泉岳寺から印旛日本医大に変更。現在泉岳寺で接続する873Kと入れ替える形になります。873Kは印旛到着後一旦入庫なのでそこもそのまま。
再出庫便となる2105Tは現行の19Tに相当しますが、下記に変更があります

1935N~2134N(羽田1936→印旛2117/2126→印牧2129)、印牧で2118T(印牧2131→羽田2320)に接続
→これの車両交換を北行印牧に変更、1935N相当の列車は北行印牧で入庫になります。
それ以降は大きな変更がありません。

1-4.休日07T
2107T泉岳寺到着以降に変更があります。現在1930T~2030Tとして運行されている成空1945~高砂2058/2059~泉岳寺2140~羽田2205と繋がる運用が京成車の運用に持ち替わります。それと関連してこの現2030Tの泉岳寺以南を07Tが受け持つ形となり、現2106Tは京成車の運用になります。
羽田空港到着後は現在16分も折り返しに時間を掛け「快特 泉岳寺」として折り返していましたが、その折り返し時間を9分に短縮し種別を急行に格下げ。これは現2205Hをそのまま都営車の運用に置き換えた形になります。
代わりに現2205Hは2205Dとなり逗子方面へ。この時間帯南急の本数が非常に少ない時間帯だったので、横浜方面への利便性を確保する形となりました。

時間を繰り上げて種別を格下げしたことにより泉岳寺到着時間は現行通り、その先は現31Tをそのまま引き継ぐ形で浅草橋入庫まで変わりません。

この一連の変更により都営車による「快特 泉岳寺」は消滅になります。

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2.休日09T~17T

2-1.休日09T
908T印牧での都営→北総への車両交換をなくし、そこから現37Nを引き継いで北総特急の運用に入ります。現1837N印旛日本医大まで走行後、現2074Kとして印西牧の原まで運転。印西牧の原では同じ都営車の2042Tに引継ぎここで入庫になります。最悪車両が足りなくなったらぶっ通しで走れますね笑

2-2.休日11T
2-3.休日13T
大きな変更はありません。

2-4.休日15T
馬込線内の運転間隔調整により現815Tb以降の運用は新19Tにほぼ置き換わる形となっています。

2-5.休日17T
大きな変更はありません。

画像9

3.休日19T~31T

3-1.休日19T
現819Tbの泉岳寺以北を京成車による運用に変更。しかし京成車の運用に泉岳寺で接続するわけでは無く、接続相手は続行の三崎口発快速(781H)になり、新781Hが八広で印西牧の原行を追い抜く格好に。それ以降は先述した現15Tとして走り、午前中には馬込に入庫します。

3-2.休日21T
休日15Tと同じ時間帯の運転間隔調整により新しい時間の出庫になっています。新821T泉岳寺以降は現881Kを引き継ぎます。現2081Kは京成高砂行ですがこれを1駅短縮、青砥行に変更したうえで現2108K相当の列車として折り返します。
現2108Kは成田空港発車時刻を8分繰り上げています。

現2108K青砥~2209K泉岳寺まで09Kを引き継ぎます。現2209K泉岳寺では三崎口からの泉岳寺行2153Hの接続を受ける形になっていますが、ここを入替。2153Hが京成高砂へと向かいます。
一方現2209K、新2221Tが泉岳寺止となり、その先の運用を現53Hに沿って走る形に。現2352Hb、新2320Tbとして入庫します。

現在の運用を基にすると
「新運用~81K~09K~53H」と他社運用を終日に渡って持ち替える形になっています。

3-3.休日23T
3-4.休日25T
大きな変更はありません。

3-5.休日27T
馬込線内の運転間隔調整により現927T相当の列車は前後に分散され、現1026Tは新1018Tになります。

3-6.休日29T
大きな変更はありません。

3-6.休日31T
馬込線内の運転間隔調整により現1031Ta以降の列車に変更があり、新運用は10時台に入庫になっています。

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4.休日33T~43T

4-1.休日33T
4-2.休日35T
大きな変更はありません。

4-3.休日37T
元々636Tの1本で入庫していたのを折り返し運転継続へ。現821Tとして折り返し青砥へ。821Tは8:56発普通羽田空港行として折り返していましたがこの運用を京成高砂始発に延長したうえで京急車に置き換え。代わりに元々京急車だった874H~1175Hを936T~1137Tとして都営車の運用に置き換えました。
これにより2022年2月改正で廃止されて以来の休日久里浜線乗り入れ、三崎口乗り入れに関しては2002年10月改正で廃止されて以来22年振りの復活ということになりそうです。

現1175Hとして高砂に到着した後は現75Hを京急車に明け渡し、現21Tと同じ流れを汲んで入庫まで走ります。

4-4.休日39T
現1838T以降の運用が北総車に持ち替わります。

4-5.休日41T
4-6.休日43T
大きな変更はありません。

さてここまで休日ダイヤでした。自分でも打ち込んでて理解しかねるところが多いんで多分読んでる皆さんも頭の中ハテナハテナだと思います。とりあえず朝8時台~10時台の馬込線内において運転間隔の調整があり、それによる運用持ち替えがメインかなぁ、という感じです。

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続いて平日ダイヤの紹介です。
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5.平日01T~13T

5-1.平日01T
大きな変更はありません。

5-2.平日03T
大きな変更があります。現行だと602Tの行先が西馬込行のところ、泉岳寺で接続する現718Tと行先を交換。それにより成田空港発のアクセス特急三崎口行が都営車では初登場になります。

3時間弱のロングラン、都営車の運用では2002年10月改正~2003年7月改正まで存在した平日1400Tの141.8Kmに次ぐロングラン、平日1400Tは成田空港~京成成田間が回送だったので、旅客営業距離としては133.7Km。アクセス成田空港~三崎口間は136.6Kmなので、乗車できる区間で言ったら過去最長になるかなーと思ってたらフォロワーさんに北行で設定があったことをご指摘頂きそういえば三崎口発成田空港行があったことを思い出しました。マジでなにやってんだか。

1400Tの所要時間は3時間の大台を超えていた(京成線内が快速の為)ので流石に片道最長所要時間便とはなりませんでしたが、成田空港駅で初めて「三崎口」の行先を冠する都営車を見ることができるように。「アクセス特急 三崎口」は都営車では初登場となります。

602T泉岳寺より先は現行の19Tを引き継ぐ形に…あっいけね。

現1318T、新1302Tの種別が「急行」から「普通」に変わります。種別変更による変更はありませんのでなぜこのタイミングで種別を変えることにしたのかはよく分かりませんが、これにより都営車の「普通 逗子・葉山」が初登場。新逗子時代を含めても恐らく初登場ではないかと思います。

ちなみに今改正で登場する新たな種別×行先のパターンはこの「アクセス特急 三崎口」と「普通 逗子・葉山」のみとなります。

そのまま1802Tまで現行の19Tを引き継ぎますが、その先都営線内の運転間隔調整により1往復(新1803T~新1802T)が追加されています。

5-3.平日05T
5-4.平日07T
5-5.平日09T
5-6.平日11T
5-7.平日13T
大きな変更はありません。

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6.平日15T~25T

6-1.平日15T
朝ラッシュ後印牧入庫後の運用が変わります。昼過ぎに回送で出庫、現1432N~1533Nとして1往復した後そのまま入庫します。

6-2.平日17T
1916Tの行先が押上から西馬込に変更、1916Tとして到着後そのまま入庫になります。現1917Tは羽田空港始発の新1829Tとなりますが、この新1829Tは泉岳寺で新1803Tからの接続を受けています。

6-3.平日19T
先述の03Tとの持ち替えとは別で、出庫から618Tbまでは現行通りですがその折り返しは現729Tに。そのまま入庫まで29Tを引き継ぎます。

多分今回の19Tの運用を見て特に何も感じない人も多いかな、と思いますがそれもそのはずで、2022年11月改正ダイヤにおける19Tと全く同じ運用の流れになっています。

6-4.平日21T
720Tの行先が羽田空港から西馬込に戻ります。これにより49Tが2年振りに羽田空港行に戻っています。西馬込到着後はマゴロ1往復で入庫。現21Tは途中まで都営車が、途中からは京成車が引き継いでいます。

6-5.平日23T
大きな変更はありません。

6-6.平日25T
1524Tまでは現行通り、1524Tの行先が羽田空港から西馬込に変わります。これは現1524Tが泉岳寺で接続する1646Tと運用を入れ替えるもので、その先は現47Tをそのまま引き継ぎます。運用表には載っていませんが、この運用が神奈川新町入庫便になると思われます。

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7.平日27T~43T

7-1.平日27T
926Tまではほぼ現行通りですが、ここで入庫せず、現71Kを引き継いで現1470Kまで走行します。
1470Kは一旦馬込に入庫となっていましたがこれを取り換え、現1655Tとして印旛日本医大へ。ただしそこから西馬込へは戻らず、現1832N~1833Nとして矢切まで1往復します。夜間帯の矢切行は初登場。朝ラッシュ終わりと合わせて都営車の矢切行は2本体制になります。

7-2.平日29T
出庫時間がずれ、現602T泉岳寺から先の運用を引き継ぎます。現1803T、新1829Tの行先を泉岳寺から印旛日本医大に変更、泉岳寺から先は先述した現17Tを印旛日本医大まで、印旛日本医大では34分止まり現65T相当に流れます。現65Tを入庫まで引継ぎ浅草橋に入庫となります。

7-3.平日31T
出庫時間がずれ、現833T相当の前に1往復マゴロとして走ります。現833Tから現1333Tとして京成高砂入庫までは現33T、再出庫は現55Tを入庫まで引継ぎ、京急蒲田に入庫となります。

7-4.平日33T
出庫時間のずれにより現31Tを出庫から入庫までほぼそのまま引き継ぎます。

7-5.平日41T
540Tの種別が急行から普通に格下げされますが時刻等に変更はほとんどありません。

7-6.平日43T
大きな変更はありません。

画像16

8.平日45T~65T

8-1.平日45T
大きな変更はありません。

8-2.平日47T
946Tが泉岳寺で974Hからの接続を受け無くなり、3分停車が改善され西馬込着が4分早くなります。
これの影響かは分かりませんが後の運用が他の運用へと置き換わりここで入庫になります。

8-3.平日49T
現720Tが西馬込行に変更になったことによりその後の現21Tを現921T印旛日本医大到着まで置き換え、しかしそのまま21Tを引き継ぐわけでは無く一旦印旛車両基地に入庫します。
次の出庫は現15Tとして京急久里浜まで向かい、そのまま入庫まで現15Tとして運行します。

8-4.平日51T
馬込線内での運転間隔調整により最後の1往復が削られています。

8-5.平日53T
2053Tの行先が印西牧の原から京成高砂に変わります。押上から先は現2125Nを引継ぐような形に、一方現2053Tの押上より先を新2121Nが引き継ぐ形になります。そして一旦高砂に入庫、そこからは現33Tを引き継ぎます。現2132Tは印西牧の原始発ですが、この印牧~高砂間は新2134Nが押上行として走ることに。この新2134Nは現2202Tを引き継いだ形になり………。

8-6.平日55T
現57Tを出庫から入庫まで引き継ぎます。

8-7.平日57T
現59Tを出庫から1858T泉岳寺まで引き継ぎます。1858T泉岳寺~西馬込間は京急車の運用(2050Ha)になります。1858T泉岳寺からは現03Tを引継ぎ…って現03Tはどれだけ細分化されれば気が済むのか。
現在は西馬込2123~青砥2215/2224~押上2232/2242~高砂2254/2329~馬込2423となっていますが、改正後は西馬込2123~高砂2218/2329~2423と間の押上1往復が削減されることに。これがどうなるかというと先述した平日53Tの中で言及した新2134Nになるというわけです。

8-8.平日59T
現平日61Tを出庫から入庫まで引き継ぎます。

8-9.平日61T
現1725Tが京成本線経由の新1661Kに変わり、その代わりに成田空港へ向かいます。現25Tと同じ流れなら一旦宗吾に入庫、そのまま現25Tを引き継ぎます。

8-10.平日63T
現1763Tとして印西牧の原到着後に一旦入庫、そして現2320Tとして再出庫、泉岳寺まで向かいます。

8-11.平日65T
印旛日本医大で40分近く停車していた1865T~2164Tの折り返し時間を適正化。折り返しを早め現17Tとしてその先入庫まで走ります。

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とここまで休日、平日の順で解説してきました。平日朝と夕方、休日データイム直前にそれぞれ運転間隔の調整があり、その点で運用変更が目立つといったところ。その為変更がない運用も数多くあります。それでも運番が変わったり、真新しい行先ができるなど今回の改正も新たな発見は色々とありそうです。改正まであと1週間。残念ながら休日ダイヤはもう終わってしまいましたが、平日ダイヤは後5回。後悔しないように日々の記録を進めていきましょう。

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と、いうことで今回はこの辺で。
いじょう!!!

[臨時列車]5510編成が

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運行から2週間近く経ってしまいました笑

8月19日に京急のホームページにて、金沢まつり花火大会開催に伴い臨時列車が運転されることが発表されました(リンクはこちら)。その中で逗子・葉山20:46発臨時急行横浜行が、通常ならば逗子・葉山20:46発普通金沢文庫行ではないかということに。
何を隠そうこの20:46発の電車が所定では都営車の2017Tであり、「もしかして臨時列車に都営車が充当???」と発表時から一部のオタクの間ではちょっとした話題になってました。

運転日の8月24日は僕の地元でもちょっとしたお祭りがあり、バイト先に増員として駆り出されることが決まってたので残念ながら撮影は出来ずかなり悔しいなぁと思ってたんですが、縁あってフォロワーさんから画像の提供を頂くことができました。

ってかそもそも当日バイト忙しすぎてスマホなんか見てる暇もなく、退勤するまでその存在自体を忘れてました。笑

てっきり「17T 急行 横浜」で走ったのだと思ってましたがよくよく話を聞いてみたら全然そんなことはありませんでした。

93T_1

5500形 5510編成 2093T 急行 横浜
画像は羽柴さんから提供を頂いております。この場をお借りして改めて御礼申し上げます。

17Tではなくまさかの93T。91Tではなく93Tになったのは、この列車が臨時列車2本目だからだと考えられます。1本目は2091D・3本目は2195Dでした。

93Tとなったことにより、先日の隅田川花火大会と合わせて81T~93T・99Tが予定臨として走った結果に。まさかまさかのことにびっくりです。列車は上大岡で後続列車の待避を行いました。

横浜到着後は回送列車として神奈川新町へ。

93T_2

5500形 5510編成 2192T 回送
こちらも同じく羽柴さんから提供を頂きました。神奈川新町からは下り方向へと折り返し、金沢文庫へと戻っていきました。

いやー、不謹慎じゃない喜べるネタ幕いいですね。本当に。これからも色んなイベントで色んな臨時列車を走らせてくれと切に願います笑

と、言うことで今回はこの辺で。いじょう!!!

第47回隅田川花火大会開催に伴う臨時列車を振り返る

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さて、ひっさびさにあっちこっち動き回ってきました。設定されてた臨時列車は2081Tを除いて全部撮ったかな、って感じです。さて1個づつ見ていきましょう。

スクリーンショット (409)


さて、作り直した運用表です。イタリック体なのは正確な時刻が把握できなかった部分で、前後の列車との間隔の感覚で入力、恐らく誤差は±1分程度には収まっていると思います。

まずは充当車両の振り返り

81T~01T:5518編成
83T~07T:5512編成
85T:5514編成
87T~13T:5501編成
89T:5511編成
01T~91T:5521編成
13T~99T:5513編成

以上の7編成が充当されました。



さてじゃあ次は運用の振り返りといきますか。

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①【臨時81T~01T】
一番早い時間から動いていた臨時列車、この1運用だけは北行も営業列車として運転されました。

スクリーンショット (418)

5500形 5518編成 1681T 普通 押上

1781T・1881Tが押上方面から直接浅草橋2番線(北行ホーム)に入線する為、長時間停車をさせることができないからか、押上駅で長時間停車している様子でした。

スクリーンショット (419)

5500形 5518編成 1780T 回送

急行灯×でガン萎え~~~とは思いましたがまぁいいや、と。幕以外の写真は全てビカメのキャプチャです。

1780T・1880Taとは異なり、1880Tbは浅草橋1番線に入線。一旦引き上げ線に入庫、2081Tは浅草橋2番線側に出庫し押上から2080Tとして西馬込へ向かいます。

スクリーンショット (422)

1880Ta~1881Tとして浅草橋2番線に逆入線する様子。

スクリーンショット (424)

1880Tbとして浅草橋1番線に入線後、引き上げ線に向かう直前の様子。

回送列車の走行タイミングですが、
1780Tは1666K
1880Taは1670K
1880Tbは1884H
2081Tは1967H
のそれぞれ後追いとして運転されました。

スクリーンショット (420)

2080T 普通 西馬込

前回の予想運用表だと2080Tで入庫としていましたが、2081T西馬込到着後は01Tとして折り返すことになっていました。というのも

2080T…泉岳寺2131~西馬込2143
2100T…泉岳寺2131~西馬込2143

と、2080Tは2100Tを押上始発に延長した形。なので2080Tの折り返しが2101Tbとなっているわけですね。じゃあ2101Taはどこ行ったんや!というのは後で。

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②【臨時83T~07T】

スクリーンショット (421)

5500形 5512編成 1983T 回送

今回の臨時列車で唯一1900番台の1983T。泉岳寺までは予想通り1981Hの後追いでしたが、泉岳寺からは1909Kの後追いとなりました。

スクリーンショット (425)

2082T 普通 西馬込

この先駅の時刻表によると07Tに折り返したみたいですが、理由がちょっと僕には分かりませんでした。

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③【臨時85T】

スクリーンショット (427)

5500形 5514編成 2085T 回送

それはそうと、休日23Tの回送が無くなってから日常的に泉岳寺~押上間を走行する回送列車が存在しなくなり、✈快特停車駅である 三田・大門・新橋・日本橋・東日本橋・浅草 の6駅は通過列車が存在しない駅になりました。なのでこういう回送列車は通過シーンを撮ることができる貴重な列車なんですよね。

2085Tは泉岳寺まで2041Tの後追い、泉岳寺からは2021Tの後追いでした。またこの列車のみ押上駅3番線入線となり、折り返しの2184Tは臨時列車の中では唯一押上駅3番線発車の列車となりました。

スクリーンショット (428)

2184T 普通 西馬込

85Tは出入庫一貫して85Tのまま、運番変更はありませんでした。

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④【臨時87T~13T】
スクリーンショット (429)

5500形 5501編成 2087T 回送

さて、今回の臨時列車の中でもとりわけネタだった87T~13T。都営、ネタがあると5501編成を充当してるイメージ。笑

2087Tは泉岳寺まで2013Tb、そこから2039Tの後追いとなりました。

スクリーンショット (430)

2186T 特急 逗子・葉山

【87T 特急】といえば多分僕が生まれる前から趣味をやられてる方なら「おっ」って思われるかもしれないですね。
スクリーンショット (431)

1997年10月改正平日87T。京急車の87Hをそのまま置き換えたので87T、、、だったはず。今のダイヤでは01Tと33Tがそれぞれ1往復づつ三崎口まで乗り入れてますが、この頃は本当に都営車の神奈川乗り入れが多かったです。

さて、都営線内では都営車だけが自動放送に対応している為、2186Tでも自動放送が流れました。都営車による逗子・葉山行は基本的に泉岳寺以南でしか走らない為、西村氏による「逗子・葉山」の放送はある程度貴重になるものと思われます。
2186Tは泉岳寺に2200着、2212Tに列番変更の上で7分停車し下っていきます。そこまで13Tとして走っていた列車はどこ行ったんや!というのは後で。

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⑤【臨時89T】
スクリーンショット (432)

5500形 5511編成 2189T 回送

2189Tは泉岳寺まで2069Kb、そこから2081Kの後追いとなりました。

スクリーンショット (433)

2188T 普通 西馬込

89Tは出入庫一貫して89Tのまま、運番変更はありませんでした。

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⑥【01T~臨時91T】
スクリーンショット (434)

5500形 5521編成 2191T 回送

①で「2101Taはどこ行ったんや!」と言ったのがここに来ました。2101Taとして泉岳寺に2119に到着後、2023Hを先に通したうえで列番を91Tに変更、2125に発車し押上へと向かいました。

スクリーンショット (435)

2190T 普通 西馬込

90番台も昔は定期列車だったわけですが今ではこうした臨時列車でしか見られないわけで…と。

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⑦【13T~臨時99T】
スクリーンショット (436)

2298T 普通 西馬込

④で「そこまで13Tとして走っていた列車はどこ行ったんや!」と言ったのがここに来ました。泉岳寺で2186Tからの接続を受ける西馬込行、運番がかなり特徴的でした。この列車のみ送り込みが定期列車ということもあり、回送表示を出して走ることは無かったほか、99T自体この片道1本のみの運転となりました。

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さて、ここまで第47回隅田川花火大会開催に伴う臨時列車を振り返ってきました。

スクリーンショット (437)

ここの15分ずっと三田に居たんですけど、
21:18 2189T
21:24 2080T
21:28 2191T
21:33 2184T
と15分で4本も臨時列車が来ててんやわんやでした。特に2080Tは入線撮り逃したのが辛い…笑

何はともあれ、上手いこと計画が組めたおかげで浅草橋→押上の送り込みだった2081T以外全ての列車の記録をすることができたので良かったです。
ダイヤ乱れによる不謹慎ネタでの不定期列車ではなく、こういう楽しい場での臨時列車が撮れて嬉しいっ!笑
8月15日には大田区でも花火の祭典が開催される予定なので、六郷土手にも臨時列車が止まらないかなぁ、とわくわくしています。

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と、いうことで今回はこの辺で。
いじょう!!!

第47回隅田川花火大会開催に伴う臨時列車考察

カテゴリ:
さて、久々に都営車に関するブログ更新です。ってかそもそもブログの更新自体久々やぁー!笑

最近近所でもセミが鳴き始めて夏が始まった合図がしたー!、みたいな。カラオケで歌いたいけど歌詞知らんみたいな。

そんなことは置いといて、1週間後の7月27日、隅田川の花火大会開催に伴い臨時列車が10本、✈快特を東日本橋以北でアクセス特急とし、浅草橋・蔵前・本所吾妻橋の3駅に停車させる毎年お馴染みの対応が行われます。

今回臨時列車は81T~91T・99Tの7運用が設定されるようです。
スクリーンショット (393)

さてこんな感じ。

1881Tが押上18:29着、その後押上留置かなぁとも思ったんですが、
南行が1886H(押上1856-1901)と1872H(押上1859-1859)
北行が1763H(押上1901-1906)と1803T(押上1903-1904)
で少なくとも19時までには移動させないといけないので、浅草橋留置だろうと思いそういうデータにしました。

そして83T以降の送り込み回送の時刻ですが…、分かんない()
マゴロの後ろ付いてくると面倒な気がするんで、直通便の後ろ来るのかなぁみたいな。どっちにしろ泉岳寺~押上間は5分間隔なので、その間を縫う必要があるんですよね。そうなると
1981H(西馬込19:31→押上20:09)の後から1983T(返押上20:29発)
2041T(西馬込20:11→押上20:49)の後から2085T(返押上21:08発)
※ここで1979H(泉岳寺20:55→押上21:19)・2179H(返押上21:25発)
2069Kb(西馬込20:51→押上21:29)の後から2087T(返押上21:35発)
…って書いてたらその後21:41発まで西馬込から北への直通無いじゃないかってことでまぁ分かりませんね()


さてそして2186Tです。都営のプレスには「押上駅発 逗子・葉山駅行き(押上駅~泉岳寺駅間 臨時運転)」って書いてありました。
Yahoo!時刻表などの時刻表だとプレスの通り通し運用として載ってますが、駅探だと普通泉岳寺行扱いになってました。
「87T 特急 逗子・葉山」
「87T 普通 泉岳寺」
「13T 特急 逗子・葉山」
どれで来るのか楽しみです笑

またそれに伴い本来2212Tとして折り返すはずの2113T(西馬込21:34→泉岳寺21:47)の折り返しが困ってしまうわけで、こちらの返しに関しても臨時列車として設定されていますがこれがなんと「2298T」。この記事を編集してたらフォロワーさんに「いや新造試運転かよ!w」って突っ込まれて懐かしい思い出がよみがえりました。笑

何はともあれ「99T 普通 西馬込」として走る列車が登場するわけでなんだこのバグは…みたいな。

とりあえず現行で設定されている運番で最大が65Tなので、今回の臨時81T・83T・85T・87T・89T・91T・99Tはどれも臨時列車でしか見ることのできない貴重なもの。幕集め厨としては確実に記録をしたいものです。去年の花火大会時は混雑で電車遅れまくって所定のスジとはなんとやら、ってレベルだったので今年はどうなるやら…。駅探見た感じ、2082Tと2080Tは浅草3分停車で組まれてましたが、それ以外は1分停車程度だったので遅れが懸念されますね。ともかく、天候に恵まれしっかり臨時列車が走ってくれることを願います。

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と、いうことで今回はこの辺で。
いじょう!!!

[代走]5525編成が77Hを代走('24/02/08)

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5500形 5525編成 1577HT 特急 京成高砂行

期末レポートの課題図書を地元の図書館で借りてまして、返却期限が今日だったので
「あー、寒いけど外出るしかねぇなぁ…せっかく外出るしなんか写真でも撮るかぁ」
って思って、部活の後輩から奪い取った(取ってない)フィルムカメラと90D持って外出て、京急の高架の前通ったらどう見ても55が通過したんっすよ。
いやまぁ最近のダイヤだったら日中に都営車が闊歩しててもあんま違和感無いんですが、14時台に下ってくのは流石におかしいだろと。

京急線アプリ開いたら特急っぽかったので運用情報見たら1145‐だし、ただ77Hで高砂出庫便だったからワンチャン…?って思ってnkth.infoのTraffic Viewer見てみたら1376Hが都営車ってことになってました。

とりあえず図書館で本返却して、黄金町のライブカメラ見たらやっぱり55。お散歩しようと思ったのをすぐ予定変更して速攻帰宅しました。

んで夕方上りだとどこで…と思いましたが動画と幕のどっちも回収したかったので暗めで幕映りやすい上大岡で狙うことに。まぁ結果は大正解っすね。
個人的に前面幕は右側(車番側)から狙うのが好きなので、まぁ上大岡か川崎のどっちかだなぁって感じでした。

77H撮るのは2020年8月23日の576HTぶりでした。576HTは5507編成でしたねぇ。うーんあの編成どうなるのかな…。

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いじょう!!!

都営車運用解説~2023年改正ダイヤを見る~

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さて、先日某時刻表サイト及びそのシステムを利用している各社のダイヤが新ダイヤに対応しました。
今回の記事は

1.平日ダイヤのお話
2.休日ダイヤのお話

の2本立てでお送りしたいと思います。幕集めなどはまた別の機会でお話しさせていただきますね。

1.平日ダイヤのお話

画像1


平日01T~13T

1-1.平日01T
いきなりこんなものが登場して「わけ分かんねぇよ!!」って人も多いと思います。
まずは801Tの行先が押上に変わります9:26着。押上より先は現9:21発の657Kが押上以北を6分繰り下げることでカバーされます。但しこの2列車が接続できるかは不明。
現行だと9:16、9:19、9:21と各駅停車がかなり接近して運行されていたので、その間隔適正化と思われます。
そして901Tとして折り返し、特急三崎口行です。列車の間隔が6分空いていたところに入り込む形で泉岳寺まで進みます。泉岳寺からは現行976Hを引き継ぐ形で一路三崎へ。

現行の77Hは777Hの行先が泉岳寺から高砂に変わります。代わりに西馬込発の851Tが泉岳寺で打ち切り。51Tがその後どう辿るかは51Tの項で解説します。

さて、976Hを引き継ぐ形で三崎口まで行った後は折り返しも特急で高砂まで。品川から先も全区間特急運転です。押上線内特急運転をする高砂行は2002年改正で✈特急が消えて以来20年以上ぶりのこと。そもそも日中の三崎口入線自体それぶりなんですよね。
さて01Tはここで高砂に入庫。入れ替わるように高砂に入庫していた77Hが出庫してきます。

夕方出庫は現17Tを引き継ぐ形。この列車は矢切延長の対象外となり新鎌ヶ谷行のまま残存します。現17Tだと印牧入庫後深夜に再出庫しますが、この運用は41Tに置き換わるためこのまま印牧入庫になります。


1-2.平日03T
✈急行が急行に変わる以外日中は変化がありません。
2102Tで21:18に西馬込に到着した後、折り返しが現2135N相当に変わります。2135Nは泉岳寺行、泉岳寺で羽田からの2161Tに接続していますがこれの泉岳寺以遠を相互に入れ替え。新2103Tが青砥まで向かいます。
青砥到着後は現2230Tを引き継ぐ形で押上へ。折り返しの新2303Tは現青砥行ですがこれを1駅延長、高砂行になります。高砂に一旦入庫、出庫は23:29。現2250T相当の列車になります。


1-3.平日05T
大きな変化はありません。


1-4.平日07T
現行だと706Tで入庫になりますが、そこから更にマゴロが1往復増えます。977Hと882K相当の列車に。


1-5.平日09T
新町入庫が無くなります。1999年改正で都営車の運用になった平日夕方の新町出庫便はその24年の歴史に幕を下ろすことになります。
さて、809Tは821Hと入れ替わる形で高砂へ。ここで入庫になります。そして再出庫も1620Hのスジになります。京急久里浜着後は現行の1809Tを引き継ぎ青砥へ。折り返しは現行西馬込行だったものが泉岳寺以南で1980Kと入れ替え羽田へ。09Tが成田行なのは変わりませんが時刻は50分繰り上がります。
そして種別は快特→✈快特→快速。行先は成田ですので2006年前後の運用を思い出す方も多いでしょう。笑


1-6.平日11T
1610Tの種別が特急に繰り下げ。現1610Tが快特、1584Kが✈急行で平和島で待避を行っていました。これを1本化して1610Tに統合。それ以外に変化はありません。


1-7.平日13T
大きな変化はありません。


画像2

平日15T~25T

1-8.平日15T
914Tの行先が新鎌ヶ谷から矢切に変わります。都営車60年の歴史で初の矢切行です。5300形までは矢切の幕を積んでいませんでしたので代走時は無表示or張り紙でしたが、晴れて5500形には矢切幕が搭載。定期での表示が増えることになります。

2015Tの種別が快特から特急に格下げされます。これにより蒲田以南の都営車快特運用が廃止に。2004年頃から設定されていた19時・20時台前後の上り快特も歴史に幕を下ろすことになります。また2015Tの行先は印西牧の原から印旛日本医大に延長され、新町以南からの都営車の印旛日本医大行が約1年ぶりに復活します。

2015Tの折り返し、2214Tは現行の2254Tを引き継ぐ形になります。


1-9.平日17T
1517Tまでは現行と変わりません。高砂入庫後、現在の01Tを引き継ぐ形で出庫。特にそこに変化はありません。


1-10.平日19T
719Tの行先が成田空港から泉岳寺に変わり、そこから現在の29Tを引き継ぐ形で入庫まで走ります。恐らく回送の時刻も変わっていないと思いますが、詳細は改正後まで分かりません。


1-11.平日21T
720Tの行先が西馬込から羽田空港に変わります。北総線からの特急(除くア特/臨時列車)で西馬込行以外が走るのは北総特急20年以上の歴史で初。1本前の35Nと行先を入れ替える形です。そのままスジは35Nを継ぎ羽田と印旛を3往復。1934Nまでそのまま走った後、西馬込での折り返しは現在の03T。そのまま入庫まで03Tを引き継いで走ります。


1-22.平日23T
大きな変化はありません。


1-23.平日25T
✈急行が急行になった以外特に変更はありません。

画像3

平日27T~43T


1-24.平日27T
大きな変化はありません。


1-25.平日29T
出庫電の行先が泉岳寺から成田空港に変わり、そのまま19Tを引き継ぎます。その後は19Tが29Tに変わっただけで変更はありません。


1-26.平日31T
2130T京成高砂・2230T押上までは現行通り走ります。そこからは現行2260Tを引き継ぎ馬込入庫になります。


1-27.平日33T
932Tの行先が西馬込から三崎口に変わります。青砥で3分停車し現1028Hのスジに乗せます。その代わり1028Hの青砥発車時間を5分繰り上げ。繰り上げられた1028Hは普通西馬込行になります。三崎口まで1往復した後高砂に一旦入庫。1932Tの出庫以降は現行通り、品川停泊まで流れは変わりません。


1-27.平日41T
841Tの行先が押上から京成高砂に変わります。何かを置き換えるというより純増。その代わり前後の列車で時間調整があります。
そこで高砂に入庫。夜は2076Hから77Hのスジを引き継ぐ形。77H時代は2276Hが印牧止、印牧から2216Tに接続していましたがこれを2240Tで1本化。京急車夜間の印牧留置が無くなります。


1-28.平日43T
✈急行が急行になった以外特に変更はありません。

画像4

平日45T~65T


1-29.平日45T
大きな変化はありません。


1-30.平日47T
✈急行が急行になった以外特に変更はありません。


1-31.平日49T
結局49Tはこれなんですよね。西馬込行としてそのまま入庫。片道1本のみの運用に戻ります。


1-31.平日51T
851Tの泉岳寺以北を777Hと入れ替える形で851Tは泉岳寺止に。そこからマゴロを2往復して入庫。現在の通勤特急として賑わう51Tから比べると少し寂し気です。


1-32.平日53T
大きな変化はありません。


1-33.平日55T
現行の65Tをほぼそのまま引き継ぐ形になります。現2164Tは印旛→印牧の1区間だけ謎に回送をしていますが、改正後は全区間営業に。停泊場所については改正後にまた追記します。


1-34.平日57T
現行の55Tをそのまま引き継ぎます。


1-35.平日59T
現行の57Tをそのまま引き継ぎます。


1-36.平日61T
現行の59Tをそのまま引き継ぎます。✈急行が急行に変わる以外変更はありません。


1-37.平日63T
泉岳寺から現1721Tを引き継ぎ印牧へ。そのまま入庫します。


1-38.平日65T
現行の63Tをそのまま引き継ぎます。✈急行が急行に変わる以外変更はありません。

さて、平日ダイヤの概要はこんなところ。僕が気づいてない待避変更などがあるかもしれないので見つけ次第別で追記していきます。



2.休日ダイヤのお話

休日ダイヤは前回と比較してそこまで差がありません。では運用を見ていきましょう。

画像5


休日01T~09T

2-1.休日01T
出庫から2100T西馬込までの流れは変わりません。901Tの船橋競馬場待避も残っています。
21:43に西馬込に着くと現行では入庫していましたが、これを21:51着~21:57発の現07Tと入れ替え。
そのまま07Tを引き継ぎ、現行より3往復多くマゴロに充当された後23:53に入庫します。
07T時代は折り返し時間が6分でしたが、この修正で折り返し時間が14分とかなり余裕をもったものとなります。

ちなみに余談ですがこの引き継がれた07Tは5300形最後の運用でした。

2-2.休日03T
✈急行が急行になった以外特に変更はありません。

2-3.休日05T
✈急行が急行になった以外特に変更はありません。

2-4.休日07T
先述した01Tとの入れ替えにより後半3往復がカットに。その他に違いはありません。

2-5.休日09T
大きな変化はありません。

画像8


休日11T~17T

2-6.休日11T
✈急行が急行になった以外特に変更はありません。

2-7.休日13T
大きな変化はありません。

2-8.休日15T
大きな変化はありません。

2-9.休日17T
京急線内での時刻変更に伴い待避パターンなどが変わっています。

1016T:金沢文庫での待避が金沢八景に変わり、文庫を4分早発、八景に4分早着します。先着駅が八景までになることで急行停車駅から八景への到達時間が4分早まります。八景の配線の都合で待避は2番線で行う為、1番線に特急が入線する光景を平日740TXと同じく見ることができます。

1817T:京急川崎での待避が京急蒲田に変わり、川崎を3分早発、蒲田に3分早着します。
これにより前回改正より見られた都営車の京急川崎7番線進入は早速見納めとなりそうです。

1923Nが蒲田19:19発、1817Tが19:20着となるのでここでの詰まりがどの程度になるかで今後元に戻る可能性も否めません。

この2列車以外に特に大きな変化はありません。

画像9


休日19T~31T

2-10.休日19T
2118Tが京急蒲田で三崎口からの特急2259Hの接続を受けなくなります。これにより横浜方面からの羽田空港到着時刻に若干の変更があるほか、2118Tの羽田空港到着が3分早くなります。

2-11.休日21T
820Tの都営・京急線内種別が快特から特急に格下げ。羽田空港到着時刻が5分繰り下がります。
その分折り返しの1021Tの種別を✈急行から快特に格上げ。羽田空港発車時刻は8分繰り下がりますが品川・泉岳寺での時間調整が無くなり泉岳寺以遠での時刻に変更はありません。

現行運転されていた902D(蒲田9:43→羽田9:54)が廃止された代わりに820Tが種別格下げ、空港線内各駅への利便性確保を担ったものと見受けられます。

2-12.休日23T
2123T宗吾~2122T高砂までを京成車に持ち替え、2322T以降を41Tに持ち替えています。それにより宗吾入庫を41Tと相互に交換。23Tが宗吾入庫になっています。

2-13.休日25T
大きな変化はありません。

2-14.休日27T
✈急行が急行になった以外特に変更はありません。

2-15.休日29T
大きな変化はありません。

2-16.休日31T
2231Tの種別を✈急行から快特に格上げ。数年ぶりに「快特 泉岳寺」の登場です。
通過駅への利便性は新設された2205Hによって維持されています。

画像10


休日33T~43T

2-17.休日33T
✈急行が急行になった以外特に変更はありません。

2-18.休日35T
✈急行が急行になった以外特に変更はありません。

2-19.休日37T
大きな変化はありません。

2-20.休日39T
✈急行が急行になった以外特に変更はありません。

2-21.休日41T
2041Tとして成田空港到着後に宗吾参道まで回送されていたものを折り返し営業列車に。
現2208Kが若干時刻を変更の上2240Tに変更になっています。

また2208Kは元々上野行でしたが、2240Tの高砂以遠は特に補填もなく純減となっています。
2240T高砂到着後は現2322Tに乗せる形で羽田空港行終車になっています。

2-23.休日43T
✈急行が急行になった以外特に変更はありません。


てなわけで休日の変更点はこんなところ。他社車運用との持ち替えも23Tの一部が京成車に、41Tの一部が京成車からのものになったくらいです。

さて、ここまで都営車の2023年11月改正運用を平日ダイヤ・休日ダイヤの順で追ってきました。日中の三崎口乗り入れなどわけわかんないことが起こる一方、25年近く続いた新町日中留置が廃止になるなどある意味2022年改正よりも色々と変化の多い改正であることは間違いありません。

せっかく誕生した通勤特急も僅かな期間で廃止に。もしかするとこれで都営車の通特の歴史は終わるかもしれません。

それでも普通、急行、快速、特急、快特、快速特急、✈快特と様々な種別で四直イチオールマイティであることに変わりはありません。2023年11月改正ダイヤも楽しく追っていきたいと思います。

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と、いうことで今回はこの辺で。
いじょう!!!

さよなら「✈急行」~都営車にみる✈急行の13年間~

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(2024年9月24日:一部の画像を追加しました。)

さて、京急のプレスリリースにて「✈急行」が「急行」へと名称変更されることが発表されました。
2010年5月16日のダイヤ改正で華々しく登場した「✈急行」は京急独自の種別であり、京急蒲田以北はそれ以前の急行を継承する形、京急蒲田以南は新たな種別として登場しました。

そこから早13年半が経ち、この度✈急行の種別が消滅することになりました。

今回この記事ではそんな✈急行の中でも、都営車に焦点を当てて13年間を振り返っていきたいと思います。

画像1

上記の表は都営車の✈急行が各行先何本づつ存在したかを示すものになります。
ちなみに京急蒲田で折り返し列車番号が変わる便は2本としてカウントしています。
(例:2022年11月改正、平日741T~740TXは逗子・葉山行を2本としてカウント)

さて、2010年5月改正で華々しく登場した✈急行ですが、都営車の急行に「✈」マークが冠されるのは10月21日の羽田空港国際線ターミナル(現:羽田空港第3ターミナル)駅の開業に伴う更新でした。
それまではただの急行表示で、北側は5月改正以前と変わらず、1本のみ設定された南側は「51T 急行 新町」としてそれこそ往年の急行を思い出させるような形で走っていました。

旧急行廃止が1999年7月ですから、そこから約11年での復活。今回はそこから13年ということでまぁなんか時代は回るんだなぁと(適当)


飛行機マークが付いた2010年7月時点で設定されていた行先は
新町・羽田空港・品川・泉岳寺・青砥・高砂・印西牧の原・印旛日本医大・成田の9種類。平日は54本、土休日は40本の設定がありました。

当時はまだ日中の印旛系統が✈急行だったので、その運用での表示が目立っていました。平日は26本、土休日は18本設定されていた北行✈急行ですが、そのうち平日は15本、休日は13本が北総線方面。そもそも当時都営車による京成本線乗り入れが少なかったこともあり、✈急行としての設定もかなり限られるものでした。
そして南行は新町行の1本のみで、まだ現在のように賑わう様子からは程遠いものでした。


また2011年9月にも改正が行われていますが、都営車の✈急行の行先数に変化はありません。


2012年10月21日改正
この改正で京急のダイヤパターンは大きく変わります。日中の北急行は全て快特に格上げ、南急行は毎時6本になります。そしてその日中南急行の中に都営車の運用が1運用登場します。

1101T/1100T 羽田空港11:02~京急蒲田11:15/11:16~新逗子12:08
1201T/1300T 新逗子12:14~京急蒲田12:53/12:54~羽田空港13:15
1301T/1300TX 羽田空港13:22~京急蒲田13:35/13:36~新逗子14:28
1401T/1500T 新逗子14:34~京急蒲田15:13/15:14~羽田空港15:34


TT5300 土手

2014/08/25 1201T ✈急行 羽田空港行 5311編成


この2往復が日中南エア急の元祖ともいえるわけです。更に夜の新町行きも新逗子行に変更されています。

2029T/2028T 羽田空港20:30~京急蒲田20:29/20:31~新逗子21:26


京急川崎での待避が無くなった代わりに神奈川新町で快特とWing号、金沢文庫で快特に抜かれる今の夜の南エア急のスタイルになっています。

945T/944T 羽田空港9:43~京急蒲田9:55/9:57~金沢文庫10:35

そして土休日データイム前には金沢文庫行の✈急行が登場。神奈川新町行は消滅しましたが一気に南エア急が賑わうことになります。日中の北総方面が消えたことにより土休日は40本→26本と本数が激減しましたが、平日は逗子方面が新規に登場したことにより54本→52本と維持されています。


更に京成本線方面への✈急行には佐倉行が新規設定。現在は成田空港行となっていますが、911Tとして時刻はほぼそのまま現在も運行されています。
IMG_9960

2019/09/29 911T ✈急行 佐倉行 5316編成

※登場時は913T、2013年改正で911Tに変更。


2012年改正で存在した行先は
新逗子・金沢文庫・羽田空港・品川・泉岳寺・青砥・高砂・印牧・印旛・佐倉・成田の11種類。
神奈川新町が消滅した代わりに新逗子・金沢文庫・佐倉が登場しています。

2013年改正では押上行が初登場。上記の11種類に加えて12種類になります。特筆すべきは平日に金沢文庫行が登場したことでしょうか。2022年改正まで残った740TXがそれに当たります。本数は平日54本、休日24本と前年とあまり変わりません。

IMG_6772

2019/08/16 843T ✈急行 押上行 5312編成


スクリーンショット (172)

2020/05/25 740TX ✈急行 金沢文庫行 5305編成


2014年改正では日中南エア急の元祖だった01T運用が消滅。また休日45Tも消滅し、日中の神奈川を駆け回る都営車✈急行はしばらく見納めになります。

都営有識者の方々に話を聞くと、この頃が都営車暗黒期だというのはよく聞くお話しで、日中の運用が尽く削られているダイヤになっています。

2015年改正では大きな変化が無く、2016年改正で都営車は悲願の成田空港乗り入れを再開させることになりますが、この列車は西馬込始発だったため京急線内での行先数に変化はありませんでした。

2017年改正では平日夜の新逗子行が2本体制になったほか、休日にはオタク大歓喜の運用が。終日京急線内を往復する41Tの登場です。「41T ✈急行 新逗子」自体は2013年に登場した組み合わせではありますが、休日の日中運用1本が丸々都営車に置き換わったことはかなり驚きと同時に嬉しさが込み上げてくるものでした。

DSCF0152

2017/11/03 940T ✈急行 新逗子行 5324編成


この改正で休日の逗子行・羽田空港行が一挙に大増加。本数も24本→45本になりました。

翌年2018年改正では、夕方の成田行1本が成田空港行に変更。行先増加は2013年に増えた押上行ぶりのことであり、13種類になります。

スクリーンショット (173)

2019/12/20 1531T ✈急行 成田空港行 5304編成


しかしこの13種類体制もそう長くは続きませんでした。翌年2019年改正では元々唯一の佐倉行として走っていた911Tの行先が成田空港に延長。平日・休日共に成田空港行が見られるようになったことは大きいですが、その代わりに佐倉行が見納めになりました。ここで12種類に減ることになります。

2019年改正の息は長く、コロナ禍の減便ダイヤを経て2022年2月26日改正まで終電帯を除いてほぼ同じダイヤで運転されることになります。なおこの間に5500形では「高砂」及び「成田」の前に「京成」を冠するROM更新が実施されているほか、「新逗子」の「逗子・葉山」への変更に伴いそれぞれ見られる行先の種類が変わっています。
55088_31T_✈Express_Takasago

2019/01/01 631T ✈急行 高砂行 5508編成

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2022/09/22 2253T ✈急行 京成高砂行 5502編成


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2018/10/29 1531T ??? 成田行 5505編成

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2021/05/28 1601T ✈急行 京成成田行 5517編成


えーっと、1531Tは品川まで✈急行なので許して下さい。
スクリーンショット (478)

(2024年9月24日追記:探したらビデオカメラの記録の中に「✈急行 成田」がありました潰れまくりですが。撮影は2020/01/23 1801T ✈急行 成田行 5511編成)

2022年2月26日改正では、5500形のアクセス線への乗り入れが開始。都営車だと成田スカイアクセス線・京成本線どちらの経由でも行先表示に差が無いためこれによる行先数の増加はありませんでした。その代わりに通常運用にて佐倉行が復活しました。但しこれはスカイアクセス線関連の運用であるため5300形の充当は無く、結局2019年改正以降引退まで5300形が「✈急行 佐倉」の表示を出して走ることはありませんでした。

IMG_6153

2022/10/11 843T ✈急行 スカイアクセス線経由成田空港行 1161編成

これも立派な都営車の✈急行。5500形故障による代走でした。泉岳寺で西馬込から出庫させた別の編成に交換する形で代走は終了。
ちなみに京急車の成田空港送り込みは全て久里浜方面からであり、「✈急行 成田空港」は存在しないため貴重な表示になりました。

同改正では更に740Tの行先が金沢文庫から逗子・葉山に変更になったことにより金沢文庫行が消滅、行先数は12種類になりました。

IMG_1417

2022/02/28 740TX ✈急行 逗子・葉山行 1805編成

こちらはダイヤ改正初日。こちらも5500形の故障により初日から代走でした。改正以降土日日中の南急行は17Tに運番が変わり、「41T ✈急行 逗子・葉山」は文庫以北ではこの1本のみになりました。

2022年11月改正でもその数は変化することなく、最終的に✈急行廃止時点では
逗子・葉山、羽田空港、品川、泉岳寺、押上、青砥、京成高砂、印西牧の原、印旛日本医大、京成佐倉、京成成田、成田空港の12種類の行先を表示することになりました。また平日は61本、土休日は44本の✈急行が設定されていました。

次回の改正で✈急行から"✈"が外れるわけですが、それと同時にどこまで運用数が変わることになるか注目です。
都営車として今後追加の見込みが1%でもある行先は
文庫・新町・川崎・浅草橋・宗吾参道・東成田・芝山千代田
といったところでしょうか。矢切や新鎌ヶ谷も理論上設定は可能ですが、京急側の表示面などを考えるとその可能性は低そうです。

ちなみに都営車ではありませんが、2011年の節電ダイヤにて北総車による✈急行 新鎌ヶ谷行が設定されていました。しかし京急線内は高砂行として案内されていた模様です。

さて、ここまで13年半の都営車による✈急行の歴史を辿ってみました。

僕個人として、都営車は快速や✈急行といった補完種別がよく似合っている気がします。それは✈急行が急行に変わっても変わることではありませんが、やはり少し寂しさは残るものです。

それでも、改正後に登場するであろう「急行 成田空港」や「急行 泉岳寺」など、5500形が表示してこなかった新たな表示が見られるのは楽しみです。

そして✈急行の消滅により、1998年改正で登場した「✈マークシリーズ」は✈快特をただ残すのみになりました。

「✈快特」「✈特急」「✈アクセス特急」「✈快速」「✈急行」と、通勤特急と普通以外の速達種別に冠されたことのある「✈」は、✈快特のみになります。

✈急行消滅まで残り1カ月、今まで散々撮ってきましたが最後まで後悔しないように撮っていきたいです。

…あ、そろそろ2010年以降のダイヤが全部完成するので、今度改めて✈急行の詳細でも纏めてみますかね。

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と、いうことで今回はこの辺で。
いじょう!!!

老悪魔、ここに散る。

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2023年2月23日、5300形が引退しました。それから3カ月半が経ち、6月6日深夜。5300形で最後まで残っていた5320編成のうち、5320‐1と5320-2の2両が陸路で馬込の地を離れました。

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先に出てきたのは5320-2。

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その後5320‐1が出てきました。

2月の引退後も定期的に通電し、時にはネタ幕を出してファンを楽しませてくれていました。
僕が見た限り5月25日頃までは通電している様子があり、5月31日頃に検修庫の中に取り込まれたようです。

巷の噂によると引退後数日で車籍を抜かれ本線を走行することが不可能になったと言われている同編成ですが、だとすればなぜここまで線路上に居たのかが非常に気になるところです。

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陸送前日、馬込車両検修場の端に佇む5320編成のうち2両。ライトの当たり具合がなんとも寂しいものです。
ちなみにここからカメラを180°ほど傾けた反対側では5507編成が復旧作業中。そんな中での一コマでした。

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